◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
目先の利益のために大切なものを手放そうとしている警告。条件をよく確かめて断れたなら、誘惑に打ち勝つ兆しとされる。
心理学から見ると
悪魔と契約する夢は、何かを手に入れるために妥協や無理をしている、あるいはしようとしている自分への警告と読めます。仕事の成果や人からの評価のために、睡眠や良心、身近な人との時間を差し出していないか、無意識が問いかけているとも考えられます。契約書にサインした感触が残っていたなら、その取引はすでに始まっています。
言い伝えと歴史
魂と引き換えに知識や力を得る「悪魔との契約」は、ヨーロッパのファウスト伝説で広く知られるようになりました。この物語は何度も劇や小説に描かれ、成功の裏に代償があるという教訓として語り継がれています。夢占いでも、手に入るものの大きさより、失うものに目を向けよという戒めとされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、悪魔が提示した「代償」が何だったかを思い出すことが大切です。はっきり聞いたなら、あなたは失うものを分かったうえで迷っている。代償を聞かないまま署名したなら、今の選択にまだ見えていない落とし穴があるのかもしれません。昔話の契約者たちが後悔したのは、いつも支払いの日が来てからでした。
当サイトの見方:もう一歩深く
悪魔と契約する夢では、どんな方法で契約を交わしたかに注目してみてください。書類に署名したなら、現実でも書面や約束ごとに関わる決断が近づいているのかもしれません。握手や口約束で済ませたなら、軽い気持ちで引き受けたことが、思ったより重い責任につながるのではという不安。血で署名するような恐ろしい場面だったなら、自分の大切なものを差し出してでも手に入れたい何かがあるほど、心が追いつめられているのでしょう。当サイトの見方では、悪魔に何を望んだかも大きな手がかりです。お金や成功を求めたなら、努力が報われないことへの焦り。人の心や愛を求めたなら、誰かに振り向いてほしいという切実な願いの表れです。これは推察ですが、この夢は「近道をしたい」と思うほど疲れているときに訪れやすいのだと思います。近道を望むこと自体は悪いことではありません。ただ、目覚めたあとに、その望みのために何を手放そうとしているのかを、一度だけ確かめてみてください。
目覚めた朝にできること
今迷っている選択について、「得るもの」と「失うもの」を左右に分けて紙に書いてみましょう。失う側が空欄のままなら、少し時間をおいて考え直す合図です。
こんな場面なら
- ◎吉 味方になる・宝をくれる……座敷わらしの言い伝えのように、福が来る兆し
- ▲注意 化かされる・さらわれる……見えていない罠や、人の言葉への注意
- 正体が分かる……恐れていたことの中身が見えて、不安が消える兆し
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 悪魔と契約する夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。目先の利益のために大切なものを手放そうとしている警告。条件をよく確かめて断れたなら、誘惑に打ち勝つ兆しとされる。
Q. 悪魔と契約する夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 悪魔と契約する夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今迷っている選択について、「得るもの」と「失うもの」を左右に分けて紙に書いてみましょう。失う側が空欄のままなら、少し時間をおいて考え直す合図です。
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