○ 心を映す夢 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます
自分らしさを失っている感覚や、誰かの影響を強く受けている表れ。
心理学から見ると
取り憑かれる夢は、自分の意思ではない何かに動かされている感覚の表れと読めます。習慣や依存、他人の期待、抑えきれない感情などが、外から入り込んだ存在の姿をとるのです。体が勝手に動く夢なら、望まない役割を演じ続けている疲れ。誰かが取り憑かれるのを見ていた夢は、身近な人の変化に戸惑っている気持ちを映すことがあります。
言い伝えと歴史
日本には狐憑きや犬神憑きなど「憑き物」の信仰が各地にあり、病や心の不調、急な性格の変化を憑き物のせいと考えて、祈祷やお祓いで落とそうとする習わしがありました。西洋にも悪魔憑きと悪魔祓いの伝統があります。一方で、憑き物の家筋とされた人々が差別を受けた歴史もあり、この信仰には人の恐れが他者に向けられる怖さも含まれています。
当サイトの考察
当サイトの見方では、取り憑かれる夢の本当の怖さは、憑いたものが「出ていきたがらない」ことにあります。やめたい習慣や手放したい感情は、居心地がよいから居座るのです。昔の人が不調に憑き物という名前を与えたのは、それを自分と切り離して扱うための知恵でもありました。夢の中で何に憑かれていたかを言葉にすると、あなたを縛っているものの正体が見えてくると考えます。
当サイトの見方:もう一歩深く
取り憑かれる夢の怖さは、自分の体なのに自分の思いどおりに動かないところにあります。口が勝手に動いて言うつもりのないことを言ってしまう、足が知らない方向へ歩き出す。目覚めたあと、その感覚がしばらく体に残る人もいるでしょう。現実でも、怒りにまかせて言いすぎてしまったときや、周りの雰囲気に流されて本心とは違う選択をしてしまったとき、「自分が自分でなかったようだ」と感じることがあります。当サイトの見方では、取り憑かれる夢は、そうした「自分らしくない自分」の瞬間を、心が後から振り返ろうとしている姿でもあると思います。これは推察ですが、取り憑かれながらもどこかで冷静に自分を見ていた夢は、流されている自覚がまだ残っていて、戻る力がある印でしょう。家族や友人が取り憑かれて別人のようになっていた夢は、身近な人の変化に戸惑い、以前の関係に戻りたいと願う気持ちの表れかもしれません。体を取り戻した瞬間の安堵は、自分を取り戻したい願いそのものだと当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
やめたいのにやめられないことを一つ書き出し、仮の名前をつけてください。「これは私そのものではない」と書き添えると、少し距離を取りやすくなります。
こんな場面なら
- ◎吉 静かに見守っている……守られている、または伝えたいことがあるという知らせ
- ▲注意 追ってくる・襲ってくる……向き合っていない不安や疲れの形。現実では休息を
- 言葉をかけてくる……言葉の中身がそのままお告げ。覚えている言葉を書き留めて
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. 取り憑かれる夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます。自分らしさを失っている感覚や、誰かの影響を強く受けている表れ。
Q. 取り憑かれる夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 取り憑かれる夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. やめたいのにやめられないことを一つ書き出し、仮の名前をつけてください。「これは私そのものではない」と書き添えると、少し距離を取りやすくなります。
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