◎ 吉夢 言い伝えでは吉とされる夢
終わりと再生の象徴。怖い姿でも、古い自分との決別を示す転機の夢とされる。
心理学から見ると
死神の夢は、終わりと再生の象徴と読めます。心理学的には、避けられない変化や締め切り、年齢を重ねることへの意識が、ひとつの姿をとって現れたものとも考えられます。死神が自分の名前を呼んだ夢なら、先延ばしにしてきた決断の期限が迫っている印。遠くに立っているだけの死神は、まだ漠然とした不安の段階を映していることが多いようです。
言い伝えと歴史
鎌を持つ骸骨の死神は、ヨーロッパで疫病が流行した中世の頃から絵画に描かれてきたイメージとされます。日本では明治時代に三遊亭圓朝が西洋の物語をもとに落語「死神」を作り、人の寿命を握る存在として広く知られるきっかけの一つになったと言われます。タロットの「死神」のカードも、不吉な死ではなく、終わりと新しい始まりを表すとされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、死神の夢は「時間の持ち主は誰か」を問う夢です。落語の死神が命のろうそくを見せたように、夢の死神は残された時間の長さではなく、その使い方を突きつけてきます。死神が何もせず去っていった夢は、終わらせるべきことをあなたが既に知っている印。死神と取引をした夢なら、何かを手放す代わりに何かを守ろうとしている心の揺れが映っているのだと考えます。
当サイトの見方:もう一歩深く
死神は、多くの物語の中で、感情を持たない冷たい存在として描かれてきました。誰にでも等しく訪れ、身分や財産、願いの強さによって手加減をすることはありません。その公平さは恐ろしくもありますが、同時に、どんな人も同じ一つの終わりに向かっているという、厳しくも平等な真実を表しているとも言えます。現代の漫画やゲームでは、死神が意外に人間らしく、迷ったり笑ったりする姿で描かれることも増えました。当サイトの見方では、死神の夢を見る人は、自分の力では変えられない流れを前に、それでも何を選び取るかを問われている状態にあることが多いように思います。これは推察ですが、死神と並んで静かに歩いていた夢は、終わりへの恐怖よりも、限りある時間を受け入れようとする心の落ち着きが育っている表れでしょう。死神が誰か別の人のもとへ向かっていった夢は、身近な人の変化や別れを予感し、今のうちに伝えたい思いがあることへの気づきかもしれません。恐怖が強く残る夢でも、それは不幸の予言ではないと当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
「いつかやりたい」と思っていることを一つ、日付を決めて予定に入れてください。同時に、やめてもよいことも一つ選んで手帳から消しましょう。
こんな場面なら
- ◎吉 静かに見守っている……守られている、または伝えたいことがあるという知らせ
- ▲注意 追ってくる・襲ってくる……向き合っていない不安や疲れの形。現実では休息を
- 言葉をかけてくる……言葉の中身がそのままお告げ。覚えている言葉を書き留めて
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. 死神の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは吉とされる夢。終わりと再生の象徴。怖い姿でも、古い自分との決別を示す転機の夢とされる。
Q. 死神の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 死神の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 「いつかやりたい」と思っていることを一つ、日付を決めて予定に入れてください。同時に、やめてもよいことも一つ選んで手帳から消しましょう。
あわせて読みたい夢の読み物
「霊・スピリチュアル」のほかの夢
※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。