○ 心を映す夢 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます
誰かの強い思いを感じている、あるいは自分の執着が強くなっている表れとされる。
心理学から見ると
生霊の夢は、誰かの強い思い(好意・嫉妬・執着)を感じ取っている時、または自分自身の執着が強くなっている時に見やすいとされます。心理学的には、相手に向けた自分の感情を相手のものとして感じる「投影」とも読めます。知っている人の生霊なら、その人との関係に未解決の感情がある印。自分が生霊になって誰かのもとへ行く夢は、会いたい、確かめたいという思いの強さを映します。
言い伝えと歴史
生霊は、生きている人の魂が体を離れて相手のもとへ行き、苦しめるものとされます。『源氏物語』では、六条御息所の生霊が光源氏の妻・葵の上を苦しめる場面が描かれ、この話は後に能「葵上」として舞台にもなりました。本人が眠っている間に魂が抜け出すと考えられたことから、生霊は夢と深く結びついた存在でもありました。
当サイトの考察
当サイトの見方では、生霊の話で最も哀しいのは、六条御息所自身が「自分の魂が抜け出たこと」に気づいて苦しんだ点です。誇り高い人ほど嫉妬を認められず、認められない感情ほど、本人の知らないところで勝手に動き出します。生霊の夢は、相手を責めるより先に、自分の思いの強さを認めてあげる機会です。強すぎる思いは、相手だけでなく自分も縛るのだと考えます。
当サイトの見方:もう一歩深く
生霊の言い伝えで印象的なのは、生霊を飛ばす本人が、多くの場合そのことに気づいていないとされる点です。眠っている間や、ぼんやりしている間に、強い思いだけが勝手に相手のもとへ向かってしまう。現代の暮らしに置き換えれば、相手の言葉を何度も思い返したり、連絡を待ち続けたり、相手の様子を気にし続けたりする状態に近いのかもしれません。頭では忘れようとしているのに、気持ちだけがそこから離れない。そんな経験は、多くの人にあるはずです。当サイトの見方では、生霊の夢を見る人は、誰かへの思いが、自分でも扱いきれない大きさになっている時期にいることが多いように思います。これは推察ですが、自分のもとに誰かの生霊が来ていた夢は、相手の期待や執着を重く感じ、距離を取りたいのに取れない息苦しさの表れでしょう。自分の分身が誰かの家の前に立っていた夢なら、その人のことを考える時間が増えすぎて、自分の暮らしがおろそかになっていないか確かめる合図だと当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
頭から離れない人がいるなら、その人のSNSや連絡を見ない時間を今日だけ決めてください。空いた時間は、自分のためだけに使いましょう。
こんな場面なら
- ◎吉 静かに見守っている……守られている、または伝えたいことがあるという知らせ
- ▲注意 追ってくる・襲ってくる……向き合っていない不安や疲れの形。現実では休息を
- 言葉をかけてくる……言葉の中身がそのままお告げ。覚えている言葉を書き留めて
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. 生霊の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます。誰かの強い思いを感じている、あるいは自分の執着が強くなっている表れとされる。
Q. 生霊の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 生霊の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 頭から離れない人がいるなら、その人のSNSや連絡を見ない時間を今日だけ決めてください。空いた時間は、自分のためだけに使いましょう。
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