◎ 吉夢 言い伝えでは吉とされる夢
変化と再生、魂の象徴とされる。ひらひら舞う蝶は恋や環境の好転、とまった蝶は訪れた幸運を大切にせよという合図と言われる。
心理学から見ると
蝶は、変身・再生・魂を映す象徴と読めます。さなぎから蝶になる姿は、心理学でも自己変容のたとえとしてよく使われます。花から花へ舞う蝶を追いかけていた夢なら、新しいものへの憧れや恋心。手や肩に蝶がとまった夢は、訪れた変化を受け入れる準備ができている印とも考えられます。蝶を捕まえようとして羽を傷つけてしまった夢は、変化を急ぎすぎている不安の表れかもしれません。
言い伝えと歴史
中国の荘子は、蝶になった夢から覚め、自分が蝶の夢を見たのか、蝶が自分の夢を見ているのか分からなくなったと語りました(胡蝶の夢)。古代ギリシャ語の「プシュケー」は魂と蝶の両方を表す言葉とされ、日本でも蝶は死者の魂の化身とされることがあります。揚羽蝶は平家ゆかりの紋として後世に伝えられるなど、武家の文様としても好まれました。
当サイトの考察
当サイトの見方では、蝶の夢でいちばん静かに怖いのは「部屋の中に蝶が入ってきた」場面です。外の世界を舞うはずのものが閉じた部屋にいるのは、変わりたい気持ちが出口を見つけられずにいる印。窓を開けて逃がしてやれたなら、あなたはもう次へ進めます。荘子の問いのように、夢と現実の境があいまいに感じられる時期ほど、人は大きく変われるのだと考えます。
当サイトの見方:もう一歩深く
美しい蝶も、その前には葉をかじる幼虫の時期と、動かずに殻の中で過ごすさなぎの時期を必ず通ります。さなぎの中では体がいったん大きく作り替えられるといわれ、外から見れば止まっているようで、内側では最も激しい変化が起きています。当サイトの見方では、蝶の夢をよく見る人は、まさにこの「さなぎの時期」にいることが多いと考えます。何も進んでいないように感じて焦っているときほど、心は飛び立つ姿を先に見せてくれるのです。場面の違いも手がかりになります。夜に灯りへ寄ってくる蝶なら、暗い時期にも希望を探している心。たくさんの蝶に囲まれていたなら、選べる道が多すぎて迷っている状態。羽を閉じて静かに休む蝶なら、変わる前の最後の準備です。これは推察ですが、蝶を見て胸が躍ったのか、少し寂しくなったのかで、変化を待ち望んでいるのか、今の自分との別れを惜しんでいるのかが分かれるでしょう。
目覚めた朝にできること
窓を一度大きく開けて、部屋の空気を入れ替えてください。そのあと、一年前の自分と今の自分で変わったところを三つ書き出してみましょう。
こんな場面なら
- ◎吉 近づいてくる・なついてくる……味方や助けが近づいている兆し
- ▲注意 襲ってくる・噛まれる……抑えている感情や、身近な人との摩擦への注意
- 死んでいる・弱っている……その動物が表す力(本能・元気)が落ちているサイン
- 大きい・白い・金色……意味が強まる。白や金は吉の度合いが上がるとされる
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. 蝶の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは吉とされる夢。変化と再生、魂の象徴とされる。ひらひら舞う蝶は恋や環境の好転、とまった蝶は訪れた幸運を大切にせよという合図と言われる。
Q. 蝶の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 蝶の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 窓を一度大きく開けて、部屋の空気を入れ替えてください。そのあと、一年前の自分と今の自分で変わったところを三つ書き出してみましょう。
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