◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
強い意志や行動力、権力の象徴。襲われる夢は強いプレッシャーを感じている表れ、手なずける夢は困難を乗り越える力があるサインとされる。
心理学から見ると
虎の夢は、強い意志や行動力、あるいは自分でも扱いきれない激しい感情を映していると読めます。ユング的には、自分の中の抑えている力や攻撃性、いわゆる「影」の部分が虎の姿で現れたとも考えられます。虎との距離が、その力とどう付き合っているかを示します。
言い伝えと歴史
日本には「虎は千里行って千里帰る」という言葉があり、虎は力強さと必ず帰ってくる生命力の象徴とされてきました。中国から伝わった四神の考えでは、白虎が西の方角を守るとされます。日本に野生の虎はいませんが、絵や張り子の虎を通して、魔除けや子どもの健やかな成長を願う存在として親しまれてきました。
当サイトの考察
当サイトの見方では、虎の夢は「虎の目を見られたか」で読み分けます。目を合わせて動けなくなったなら、強い相手や責任に圧倒されている状態。目をそらさずに向き合えたなら、あなた自身の中にも虎と同じ強さがあります。虎が檻の外を歩いていたなら、抑えてきた本音が表に出始めています。
当サイトの見方:もう一歩深く
日本語には、虎にちなんだ言葉が数多く残っています。大切にしまっておくお金や品物を「虎の子」と呼ぶのは、虎が子どもをとても大切に育てるという言い伝えから来たものといわれます。また「虎の威を借る狐」は、強い者の力を背景にいばる人をたとえた言葉です。当サイトの見方では、虎の夢は、この二つの言葉のどちらに近い場面だったかで読み分けることができます。虎の子どもを抱いていた、あるいは守っていたなら、あなたには今、失いたくない大切なものがあり、それを守るための力が試されています。虎の後ろに隠れていた、虎と並んで歩いて周りが道を空けたなら、誰かの肩書きや後ろ盾に頼っている自分に気づき始めているのかもしれません。これは推察ですが、その状態に安心を感じたか、居心地の悪さを感じたかが大切です。居心地が悪かったなら、自分自身の力で立ちたいという思いが育っている印だと当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
今日は、言えずにいる意見や要望を一つ選び、穏やかな言葉で伝えてみてください。虎の力は、怒りではなく、はっきり伝える勇気として使うのがいちばんです。
こんな場面なら
- ◎吉 近づいてくる・なついてくる……味方や助けが近づいている兆し
- ▲注意 襲ってくる・噛まれる……抑えている感情や、身近な人との摩擦への注意
- 死んでいる・弱っている……その動物が表す力(本能・元気)が落ちているサイン
- 大きい・白い・金色……意味が強まる。白や金は吉の度合いが上がるとされる
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 虎の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。強い意志や行動力、権力の象徴。襲われる夢は強いプレッシャーを感じている表れ、手なずける夢は困難を乗り越える力があるサインとされる。
Q. 虎の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 虎の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は、言えずにいる意見や要望を一つ選び、穏やかな言葉で伝えてみてください。虎の力は、怒りではなく、はっきり伝える勇気として使うのがいちばんです。
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