◎ 吉夢 言い伝えでは吉とされる夢
金運のお守りとして財布に入れる習わしもある縁起物。古い自分を脱ぎ捨てる再生の吉夢。
心理学から見ると
抜け殻は、成長のために脱ぎ捨てられた古い外側です。夢に現れる抜け殻は、古い自分の役割や考え方を終えて次の段階へ進もうとする心の変化を映すと読めます。ユングが重視した「変容」のテーマと重なり、脱ぎ捨てたあとの空っぽの殻は、もう戻らない過去の自分とも考えられます。
言い伝えと歴史
蛇の抜け殻を財布に入れると金運が上がるという習わしは各地に伝わっています。蝉の抜け殻は「空蝉(うつせみ)」と呼ばれ、はかないこの世や、魂が抜けた後の身を表す言葉として古典文学にも登場します。抜け殻は、富の印であると同時に、無常を思わせる存在でもありました。
当サイトの考察
当サイトの見方では、抜け殻の夢は「中身がどこへ行ったか」を考えるのが鍵です。近くに脱皮した生き物がいたなら、あなたの変化はすでに始まっていて、新しい自分が形になりつつあります。殻だけがぽつんと残っていたなら、変わったあとの自分をまだ見つけられず、空蝉のような心細さを抱えているのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
蛇は脱皮が近づくと、目を覆う透明なうろこまで古くなって白く濁り、しばらくのあいだ視界がぼやけるといわれます。そして皮は頭のほうから裏返るように脱げていき、目の部分まで含めた一枚の形で残ります。蝉もまた、何年も土の中で過ごした末に地上へ出て、木の幹で殻を割ります。抜け殻の陰には、いつも「よく見えない時期」と「無防備な時間」があったのです。当サイトの見方では、この夢を見る人は、先が見通せないもやもやを抱えながら、実はもう変わる直前に来ています。抜け殻を自分の服のように身につけていたなら、終わった役割をまだ手放せずにいるのかもしれません。ポケットや引き出しから見つけたなら、忘れていた過去の頑張りが今の自分を支えている印です。誰かの抜け殻を拾ったなら、その人の変化をそばで見届ける役目があるとも読めます。これは推察ですが、殻がきれいな形で残っていた夢ほど、無理なく脱ぎ終えられた変化だと考えます。
目覚めた朝にできること
もう使っていない物を一つ手放してみてください。財布の中なら古いポイントカード一枚でも構いません。脱ぎ捨てることが、次の成長の場所をつくります。
こんな場面なら
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. 抜け殻の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは吉とされる夢。金運のお守りとして財布に入れる習わしもある縁起物。古い自分を脱ぎ捨てる再生の吉夢。
Q. 抜け殻の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 抜け殻の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. もう使っていない物を一つ手放してみてください。財布の中なら古いポイントカード一枚でも構いません。脱ぎ捨てることが、次の成長の場所をつくります。
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