▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
まだ表に出ていない問題や変化の予兆。今のうちに備えれば大事に至らないという、早めの警告として読まれる。
心理学から見ると
遠くで雷が鳴る夢は、はっきりとは見えないけれど何かが近づいている、という漠然とした予感を映すと読めます。心の奥では気づいているのに意識では向き合っていない問題が、音だけの形で知らせに来ているとも考えられます。雷が近づいてきたか、遠ざかっていったかが、その問題の距離感を表しているのかもしれません。
言い伝えと歴史
「遠雷」は俳句では夏の季語とされ、夕立の前ぶれとして人々に身構えさせる音でした。昔の人は遠くの雷鳴を聞いて洗濯物を取り込み、田畑の仕事を切り上げたといいます。夢占いでも、遠くの雷は「まだ間に合う」警告として、前向きに備えるきっかけとされることが多い題材です。
当サイトの考察
当サイトの見方では、雷鳴を聞いたときの空の色がヒントになります。晴れた空の向こうで鳴っていたなら、今の順調さの裏で見落としていることがある知らせ。すでに雲が厚く垂れ込めていたなら、あなたはもう嵐を予感していて、覚悟を決める段階にいるのでしょう。聞こえたのが自分だけだったなら、周りがまだ気づかない変化に一番先に気づける立場にいるのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
遠くの雷鳴は、近づいてくることもあれば、そのまま遠ざかっていくこともあります。当サイトの見方では、遠くで雷が鳴る夢では、音がだんだん大きくなったのか、小さくなっていったのかをまず思い出してください。近づいてきたなら、気になっている問題が、そろそろ向き合うべき距離まで来ている合図。遠ざかっていったなら、心配していたことが大事に至らずに過ぎていく予感と読めます。雷鳴に気づいたのが自分だけで、周りの人は気にも留めていなかったなら、あなたは人より少し早く物事の変化を察する感覚を持っているのでしょう。その感覚を誰かに伝えるかどうかで迷っているのかもしれません。雷の音を聞いても手を止めずに作業を続けていたなら、不安を感じつつも、今やるべきことを優先できている状態です。急いで家に入ったり窓を閉めたりしたなら、早めに身を守る慎重さが働いています。これは推察ですが、この夢は、はっきりした問題はないのに何となく胸騒ぎがする時期に、その正体のない不安を音として聞かせているのではないでしょうか。
目覚めた朝にできること
気になっているのに後回しにしている用事を一つ選び、今日中に最初の一歩だけ進めてみましょう。遠くの雷のうちに動くのが、夢の勧めです。
こんな場面なら
- ◎吉 穏やか・澄んでいる……心が落ち着き、物事が順調に流れる兆し
- ▲注意 荒れている・飲み込まれる……感情があふれそう、または周りの変化に振り回されている
- 眺めているだけ……変化を少し離れた所から見ている。準備の時期
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 遠くで雷が鳴る夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。まだ表に出ていない問題や変化の予兆。今のうちに備えれば大事に至らないという、早めの警告として読まれる。
Q. 遠くで雷が鳴る夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 遠くで雷が鳴る夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 気になっているのに後回しにしている用事を一つ選び、今日中に最初の一歩だけ進めてみましょう。遠くの雷のうちに動くのが、夢の勧めです。
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