▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
大きな混乱や感情の波が収まっていく兆し。一方で、急に潮が引く場面は、次の変化に備えるよう促す注意ともされる。
心理学から見ると
押し寄せた水が引いていく夢は、しばらく続いた緊張や混乱が静まり、心が落ち着きを取り戻しつつある状態と読めます。水が引いた後に残った景色は、出来事が去った後に自分の手元に何が残るのかを、心が確かめようとしている姿とも考えられます。
言い伝えと歴史
沿岸では「潮が大きく引いたら津波が来る」と言い伝えられてきましたが、実際には引かずに押し寄せる場合もあるとされ、引き波を待たずに逃げることが大切だと教えられています。夢占いでは、水が引く場面は混乱の終わりと、次の変化への心構えの両方を示すと読まれます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、水が引いた後の地面に「何が現れたか」を見つめます。見慣れた道や家が無事に姿を現したなら、失ったと思っていたものが実は残っている知らせ。見覚えのない物が点々と残されていたなら、出来事の中で気づかないうちに受け取った感情や記憶を、これから一つずつ拾い上げていく時期なのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
大きな波が引いたあとも、すぐには安心できないものです。本当にもう来ないのか、しばらく様子を見てから動くのが賢明だと、多くの人が教わってきました。当サイトの見方では、津波が引いていく夢で、あなたがすぐに元の場所へ戻ろうとしたのか、しばらく高い所にとどまったのかに、心の回復の仕方が表れます。急いで戻ろうとしていたなら、早く日常を取り戻したい気持ちが強く、まだ癒えていない疲れを置き去りにしているのかもしれません。とどまって様子を見ていたなら、焦らず、自分の心が落ち着くのを待てる慎重さがあります。周りの人と言葉を交わしながら引いていく水を見ていたなら、つらい経験を分かち合える関係が、回復の大きな支えになっていると読めます。空が白み始めて朝が来る場面があったなら、長い緊張の時間が終わりに近づいている印でしょう。これは推察ですが、この夢は、問題が片づいたはずなのに、なぜか心から安心しきれずにいる人の気持ちを映しているのではないでしょうか。安心には、少し時間がかかるものです。
目覚めた朝にできること
最近ひと区切りついた出来事を思い出し、そこで得たものを一つ書き出してみてください。波が去った後に残ったものを数えることが、次の一歩の土台になります。
こんな場面なら
- ◎吉 穏やか・澄んでいる……心が落ち着き、物事が順調に流れる兆し
- ▲注意 荒れている・飲み込まれる……感情があふれそう、または周りの変化に振り回されている
- 眺めているだけ……変化を少し離れた所から見ている。準備の時期
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 津波が引いていく夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。大きな混乱や感情の波が収まっていく兆し。一方で、急に潮が引く場面は、次の変化に備えるよう促す注意ともされる。
Q. 津波が引いていく夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 津波が引いていく夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 最近ひと区切りついた出来事を思い出し、そこで得たものを一つ書き出してみてください。波が去った後に残ったものを数えることが、次の一歩の土台になります。
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