▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
大きな変化を安全な位置から見届ける状態の象徴。危機を冷静に乗り切れる兆しだが、傍観しすぎへの注意ともされる。
心理学から見ると
安全な高台から津波を見下ろす夢は、大きな出来事の中にいながらも、一歩引いた位置から冷静に状況を見ている心の状態と読めます。自分は無事だという安心と、何もできないもどかしさが同時に動いていることも多いと考えられます。見ていた時間の長さが、その出来事への関心の深さを表します。
言い伝えと歴史
地震の後はすぐ高い所へ、という教えは、津波の多い日本の沿岸で世代を超えて受け継がれてきました。夢占いでも、高台から津波を見る夢は、困難を避ける知恵や判断力が備わっていることの表れとして、比較的前向きに読まれることが多い題材です。
当サイトの考察
当サイトの見方では、高台に「誰と一緒にいたか」が分かれ目です。多くの人と並んで見ていたなら、つらい変化を分かち合える仲間がいる心強さ。ひとりきりで見下ろしていたなら、自分だけが助かったような後ろめたさや、周りと気持ちを共有できない孤独が、胸の奥に沈んでいるのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
高い場所から大きな出来事を見下ろすとき、人は安心と同時に、何もできないもどかしさを抱きます。当サイトの見方では、この夢で注目したいのは、見ているあいだのあなたの手と目の動きです。眼下に知っている人の姿を探し続けていたなら、身近な誰かが困難の中にいることに気づき、その人を案じている気持ちの表れです。手にしたスマートフォンで様子を撮ろうとしていたなら、出来事を記録して整理し、あとで理解しようとする心の働きと読めます。ただ、撮りながら後ろめたさを覚えたなら、当事者ではない自分の立ち位置に戸惑いがあるのでしょう。目をそらしてしまったなら、今はまだ向き合う準備が整っていない事柄があるのかもしれません。それは弱さではなく、自分を守る自然な反応です。波が引いたあとに高台を下りていく場面まで見たなら、落ち着いたら自分にできることをしたい、という静かな決意が育っています。これは推察ですが、この夢は、他人の苦しみを知りながら、どう手を差し伸べればよいか分からずにいる優しい人が見やすいのではないでしょうか。
目覚めた朝にできること
最近、見ているだけになっている出来事があれば、自分にできる小さな手助けを一つ考えてみてください。声をかける一言だけでも、高台から一歩踏み出すことになります。
こんな場面なら
- ◎吉 穏やか・澄んでいる……心が落ち着き、物事が順調に流れる兆し
- ▲注意 荒れている・飲み込まれる……感情があふれそう、または周りの変化に振り回されている
- 眺めているだけ……変化を少し離れた所から見ている。準備の時期
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 高台から津波を見る夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。大きな変化を安全な位置から見届ける状態の象徴。危機を冷静に乗り切れる兆しだが、傍観しすぎへの注意ともされる。
Q. 高台から津波を見る夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 高台から津波を見る夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 最近、見ているだけになっている出来事があれば、自分にできる小さな手助けを一つ考えてみてください。声をかける一言だけでも、高台から一歩踏み出すことになります。
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※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。