▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
家庭や生活の土台に急な変化が起きる暗示。家族の衝突への注意とされる一方、古い家の空気が一新される前ぶれとも読まれる。
心理学から見ると
夢の中の家は、自分自身や家族関係の象徴とよく読まれます。そこに雷が落ちるのは、自分の居場所が外からの力で揺さぶられる不安、あるいは家の中にたまった緊張が一気に表に出る予感を映していると考えられます。誰かの怒りを「雷が落ちる」と表す日本語の感覚も重なっているのかもしれません。
言い伝えと歴史
雷を避けるおまじないとして「くわばら、くわばら」と唱える習わしが日本では古くから知られ、家を雷から守りたいという願いの強さがうかがえます。瓦屋根や木造の家にとって落雷は火事につながる大きな災いでした。夢占いでは、家への落雷は家庭内の問題に目を向けるよう促す知らせとされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、雷が落ちたのが家のどこだったかで読み分けます。屋根なら家を支える人(親や自分)の重圧、台所なら日々の暮らしの不満、寝室なら誰にも言っていない心の問題です。落ちた後に家が燃えずに静まり返っていたなら、嵐が去った後の空気のように、衝突の後で関係が澄んでいく可能性も残されています。
当サイトの見方:もう一歩深く
雷から建物を守る避雷針は、18世紀にアメリカのベンジャミン・フランクリンが考案したことで知られています。雷そのものを止めるのではなく、その力を安全に地面へ逃がす仕組みです。当サイトの見方では、家に雷が落ちる夢で、その後に家がどうなったかに、家庭内の緊張の逃がし方が表れます。落雷のあと停電して、家族がろうそくの明かりの下に集まっていたなら、ぶつかり合いや騒ぎのあとにこそ、家族が寄り添う時間が生まれるという予感です。誰も気づかないまま家が静かだったなら、家の中にたまった不満が、まだ表に出ずにくすぶっているのかもしれません。あなたが外出先で家への落雷を知らされたなら、離れているあいだに家族に起きている変化を、気にかけている印と読めます。家に一人でいて雷の音に震えていたなら、家庭の中で頼れる人がいない心細さでしょう。これは推察ですが、この夢は、言いたいことを溜め込んでいる家族の誰か、あるいはあなた自身が、そろそろ気持ちを地面へ逃がす方法を探している知らせではないでしょうか。
目覚めた朝にできること
家族や同居人に、最近ためこんでいる小さな不満がないか聞いてみる、または自分の不満をひとつ穏やかに伝えてみましょう。小さな放電が大きな落雷を防ぎます。
こんな場面なら
- ◎吉 穏やか・澄んでいる……心が落ち着き、物事が順調に流れる兆し
- ▲注意 荒れている・飲み込まれる……感情があふれそう、または周りの変化に振り回されている
- 眺めているだけ……変化を少し離れた所から見ている。準備の時期
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 家に雷が落ちる夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。家庭や生活の土台に急な変化が起きる暗示。家族の衝突への注意とされる一方、古い家の空気が一新される前ぶれとも読まれる。
Q. 家に雷が落ちる夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 家に雷が落ちる夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 家族や同居人に、最近ためこんでいる小さな不満がないか聞いてみる、または自分の不満をひとつ穏やかに伝えてみましょう。小さな放電が大きな落雷を防ぎます。
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