◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
忍耐強く働く姿から、地道な努力と報われる日を示す。頑固さや、周りに軽んじられることへの注意とも。
心理学から見ると
黙々と荷を運ぶロバは、心理的には「目立たないが欠かせない役割を担う自分」の姿と読めます。努力が正当に評価されていないと感じるときや、周りから都合よく使われていると感じるときに、この動物が夢に出てくることがあると考えられます。
言い伝えと歴史
聖書ではイエスがロバに乗ってエルサレムに入ったと記され、謙虚さの象徴とされます。ギリシャ神話にはミダス王が神の怒りを買いロバの耳にされる話があり、「王様の耳はロバの耳」として知られます。童話ブレーメンの音楽隊でも、年老いたロバが旅の始まりを担います。
当サイトの考察
当サイトの見方では、ロバの夢は「軽んじられたものの逆転」の夢です。ブレーメンの音楽隊のロバも、役に立たないと追われた先で新しい居場所を見つけました。夢でロバが重荷に苦しんでいたなら今の環境の見直しを、ロバに乗って進んでいたなら、控えめな手段でこそ目的地に届くことを示すと読みます。
当サイトの見方:もう一歩深く
ロバは頑固な動物と言われがちですが、それは危ないと感じた場所では、どれほど急かされても足を止めて動かない慎重さから来ているとも言われます。馬のように驚いて逃げ出すより、立ち止まって様子を見ることで、険しい山道や乾いた土地を生き延びてきた動物なのです。当サイトの見方では、夢でロバが道の途中で動かなくなったなら、それは怠けや意地ではなく、あなたの心が「この先は危ない」と感じ取って止まっている姿かもしれません。引っ張ったり叩いたりして無理に進ませようとしていたなら、自分の不安を押し殺して前へ進もうとしている状態。そばに立って一緒に待っていたなら、焦らずに状況を見極める落ち着きが育っている印です。ロバが大きな声で鳴き続けていたなら、ふだん黙々と働いているあなたが、そろそろ言いたいことを言葉にしたいのでしょう。これは推察ですが、周りから頑固だと言われがちな人ほど、この夢の中で、自分の慎重さが正しかったことを確かめているのだと思います。
目覚めた朝にできること
自分が続けてきた地道な作業を一つ思い出し、それがどんな役に立っているか書き出してください。誰かの縁の下の働きに、今日ひと言お礼を伝えるのもよいでしょう。
こんな場面なら
- ◎吉 近づいてくる・なついてくる……味方や助けが近づいている兆し
- ▲注意 襲ってくる・噛まれる……抑えている感情や、身近な人との摩擦への注意
- 死んでいる・弱っている……その動物が表す力(本能・元気)が落ちているサイン
- 大きい・白い・金色……意味が強まる。白や金は吉の度合いが上がるとされる
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. ロバの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。忍耐強く働く姿から、地道な努力と報われる日を示す。頑固さや、周りに軽んじられることへの注意とも。
Q. ロバの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. ロバの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 自分が続けてきた地道な作業を一つ思い出し、それがどんな役に立っているか書き出してください。誰かの縁の下の働きに、今日ひと言お礼を伝えるのもよいでしょう。
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