▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
馬とロバの間に生まれる丈夫な動物として、異なるものを結ぶ力や粘り強さを示す。頑固さへの注意も含む。
心理学から見ると
馬とロバの両方の性質を受け継ぐラバは、心理的には「二つの立場のあいだにいる自分」の象徴と読めます。家庭と仕事、二つの文化、二つの価値観など、どちらにも属しきれない感覚と、それを強みにできる粘り強さの両方を映すと考えられます。
言い伝えと歴史
ラバは雄のロバと雌の馬の間に生まれる動物で、力が強く粘り強いため、昔から山道や鉱山の荷運びで重宝されてきました。ふつうは子を残せないことでも知られます。英語では頑固な人を「ラバのように頑固」とたとえる言い方があります。
当サイトの考察
当サイトの見方では、ラバの夢は「一代限りの力」の夢です。自分の代で何かを成し遂げ、それを誰かに引き継げないかもしれないという思いが、ラバの姿に重なることがあります。険しい道を黙々と進んでいたなら、あなたの頑固さは今、確かな推進力になっています。立ち止まって動かなかったなら、意地を張っている部分がないか見直す時と読みます。
当サイトの見方:もう一歩深く
ラバは足元が確かなことで知られ、アメリカのグランドキャニオンでは、崖沿いの細い道を谷底まで人や荷を運ぶ役目を長く担ってきました。馬の力強さと、ロバの用心深さを合わせ持つからこそ、一歩踏み外せば危ない道を任されてきたのです。当サイトの見方では、ラバの夢で崖の道を進んでいたなら、あなたは今、失敗の許されない状況を、慎重さと粘り強さの両方を使って乗り越えようとしていると読めます。ラバの背に乗って下を見て怖かったなら、自分の力より、頼っている誰かや仕組みに身を預けることへの不安。ラバの手綱を引いて一緒に歩いていたなら、異なる考えを持つ人どうしの間に立ち、両方の良さを生かそうとしている姿とも考えられます。ラバが馬の群れにもロバの群れにもなじめずにいたなら、どちらにも属しきれない寂しさが映っているのでしょう。これは推察ですが、この夢は「中間にいること」を弱みではなく、足元の確かさとして受け取ってほしいと伝えています。
目覚めた朝にできること
意見が分かれている二人のあいだに立っているなら、今日はそれぞれの言い分を一行ずつ書き出してください。自分の頑固さが役立っている場面と邪魔している場面を分けてみましょう。
こんな場面なら
- ◎吉 近づいてくる・なついてくる……味方や助けが近づいている兆し
- ▲注意 襲ってくる・噛まれる……抑えている感情や、身近な人との摩擦への注意
- 死んでいる・弱っている……その動物が表す力(本能・元気)が落ちているサイン
- 大きい・白い・金色……意味が強まる。白や金は吉の度合いが上がるとされる
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. ラバの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。馬とロバの間に生まれる丈夫な動物として、異なるものを結ぶ力や粘り強さを示す。頑固さへの注意も含む。
Q. ラバの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. ラバの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 意見が分かれている二人のあいだに立っているなら、今日はそれぞれの言い分を一行ずつ書き出してください。自分の頑固さが役立っている場面と邪魔している場面を分けてみましょう。
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