▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
仲間に入れない、自分だけ浮いていると感じる夢。人間関係への不安と、本当の居場所を求める気持ちの表れとされる。
心理学から見ると
仲間外れにされる夢は、職場や学校、家族の中で自分の居場所が揺らいでいると感じているときに見やすいとされます。人は集団に属することで安心を得るため、排除される不安は強い感情を生みます。夢の中の集団が知らない人ばかりなら、特定の相手ではなく、新しい環境へのなじめなさを映しているとも読めます。
言い伝えと歴史
かつての村社会では、共同体の決まりを破った家との付き合いを断つ「村八分」という制裁があったと伝えられ、集団から外れることは生活そのものを脅かしました。その記憶は、今も「空気を読む」文化の中に形を変えて残っているとも考えられます。夢占いでは、疎外される夢は人間関係を見直す時期を示すとされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、疎外感の夢は「その輪に本当に入りたいのか」を問い直す夢です。輪の外から見ていて寂しかったなら、つながりを求める気持ちは本物。けれど、外にいてどこかほっとしていたなら、あなたに合う居場所は別にあるのかもしれません。輪の中の誰かと目が合ったなら、その人が現実での橋渡し役になる可能性があります。
当サイトの見方:もう一歩深く
疎外感の夢は、具体的な小道具とともに現れることがよくあります。集合写真に自分だけ写っていない、みんなが笑っている話題の意味が分からない、言葉の通じない人たちの輪に入ってしまう、席替えで自分の机だけがない、といった場面です。当サイトの見方では、何によって外されていたかが、心が気にしている点を教えてくれます。写真や名簿から消えていたなら、自分の存在が覚えてもらえているかという不安。話が分からなかったなら、周りの空気についていくことへの疲れ。席や場所がなかったなら、今の環境で役割がまだはっきりしない落ち着かなさです。転校や転勤、引っ越しのあとにこの夢を見る人も多いでしょう。これは推察ですが、子どもの頃に輪に入れなかった記憶がある人は、大人になって新しい集団に入るたび、その頃の気持ちが夢でよみがえりやすいと当サイトは考えます。それは弱さではなく、心が昔の自分を守ろうとしている働きです。
目覚めた朝にできること
今日は、気軽に話せる相手に自分から短い連絡をしてみましょう。今いる場所以外に、趣味の集まりなど小さな居場所を探してみるのも一つです。
こんな場面なら
- ◎吉 その気持ちを受け止めている……心が整理されつつある
- ▲注意 気持ちに押しつぶされる……現実でもためこんでいるサイン
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 疎外感の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。仲間に入れない、自分だけ浮いていると感じる夢。人間関係への不安と、本当の居場所を求める気持ちの表れとされる。
Q. 疎外感の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 疎外感の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は、気軽に話せる相手に自分から短い連絡をしてみましょう。今いる場所以外に、趣味の集まりなど小さな居場所を探してみるのも一つです。
あわせて読みたい夢の読み物
「感情・心の状態」のほかの夢
※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。