◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
強く緊張する夢。大切な場面を前にした不安の表れで、準備を整えれば乗り越えられる兆しとされる。
心理学から見ると
緊張する夢は、近く控えている試験や発表、面談などへの不安が、夢の中で予行演習されたものと読めます。脅威シミュレーション説では、夢は困難な場面をあらかじめ体験させ、心に備えをさせる働きを持つとされます。手が震える、声が出ないといった体の感覚は、日中にこわばりが残っている表れとも考えられます。
言い伝えと歴史
日本では、大事な場面の前に手のひらに「人」という字を書いて飲み込むと緊張がほぐれる、というおまじないが広く知られています。神社で必勝や合格を祈るのも、不安を祈りに変えて落ち着きを取り戻す知恵といえます。夢占いでは、緊張の夢は物事に真剣に取り組んでいる証であり、準備次第で良い結果に結びつくと読まれます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、緊張の夢は「失敗が怖い」だけでなく「それだけ大事に思っている」ことの表れです。夢の中で誰の前で緊張していたかを思い出してください。知らない大勢なら評価への不安、特定の一人ならその人との関係が鍵です。緊張しながらも最後までやりきれたなら、本番でもあなたは乗り越えられるはずです。
当サイトの見方:もう一歩深く
武者震いという言葉があるように、昔の人は戦いを前にした体の震えを、恐れではなく気持ちが奮い立っている印として受け止めてきました。緊張と高揚は、体の中では同じように胸を高鳴らせ、手を冷たくさせるものです。当サイトの見方では、緊張の夢は、本番そのものより「直前」の場面が描かれやすい点に意味があります。舞台袖で出番を待っていた、扉の前で名前を呼ばれるのを待っていた、といった夢なら、あなたが怖れているのは結果よりも、始まるまでの待ち時間です。本番の最中に緊張していたなら、すでに挑戦の中に足を踏み入れている自覚があるのでしょう。これは推察ですが、緊張の夢をくり返し見る人には、準備をきちんとする人が多いと当サイトは考えます。準備をする人ほど、足りない部分にも気づいてしまうからです。夢の中の震えを、武者震いと名づけ直してみると、目覚めた朝の気分が少し変わるかもしれません。
目覚めた朝にできること
今日は、ゆっくり息を吐くことを意識した深呼吸を三回してみましょう。控えている本番があるなら、最初の一言だけ声に出して練習しておくと安心です。
こんな場面なら
- ◎吉 その気持ちを受け止めている……心が整理されつつある
- ▲注意 気持ちに押しつぶされる……現実でもためこんでいるサイン
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 緊張する夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。強く緊張する夢。大切な場面を前にした不安の表れで、準備を整えれば乗り越えられる兆しとされる。
Q. 緊張する夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 緊張する夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は、ゆっくり息を吐くことを意識した深呼吸を三回してみましょう。控えている本番があるなら、最初の一言だけ声に出して練習しておくと安心です。
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