◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
近づいてくる出来事や変化の象徴。軽い足音はよい知らせ、重い足音は心配事の接近。
分類: 音・声(この分類の夢の読み方)
心理学から見ると
足音の夢は、まだ姿の見えない出来事が近づいている予感や、背後から何かに追われているような緊張感の表れと読めます。脅威シミュレーション説では、夢は危険への備えを練習する場ともされ、見えない足音はその典型的な形です。締め切りや先延ばしにしている問題が、音になっていることもあります。
言い伝えと歴史
日本には、夜道を歩くと後ろからぴたぴたと足音がついてくる「べとべとさん」という妖怪の話が奈良県などに伝わります。道の端に寄って「お先にお越し」と声をかけると、足音は去っていくとされます。怖がらせるだけでなく、上手なやり過ごし方まで伝えているのが日本の怪異らしいところです。
当サイトの考察
当サイトの見方では、足音の夢は「足音の主を先に行かせられたか」が鍵です。振り返れずに逃げ続けたなら、向き合うのが怖い問題に今も追われています。立ち止まって道を譲れたなら、その問題はもう自分を追い越していく準備ができています。足音が自分のものと重なっていたなら、追ってくるのは過去の自分なのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
足音は、歩く人の重さや急ぎ具合、履いている靴、床の材質によってまったく違う響きになります。京都の二条城二の丸御殿などには、歩くと床がきゅっと鳴る「鶯張り」の廊下があることが知られ、足音は人の気配を知らせる大切な手がかりでもありました。当サイトの見方では、夢の足音がどんな音だったかに、近づいてくるものへのあなたの構えが表れます。ハイヒールのように硬く速い音なら、締め切りや人からの要求に急き立てられている状態。砂利を踏む音なら、まだ遠くにあるものの、確かに近づいてくる変化への予感です。ぎしぎしと床板がきしむ音なら、古い家や過去の記憶に結びついた気がかりかもしれません。これは推察ですが、聞き覚えのある家族の足音だった場合は、恐れよりも懐かしさが勝ることがあります。子どもの頃、帰ってくる親の足音を布団の中で聞いて安心した記憶があるなら、その足音は、誰かの帰りを待ちわびていたり、守られていた日々を恋しく思っていたりする心の表れと当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
先延ばしにしている用事を一つ選び、今日は最初の5分だけ手をつけてください。背後の足音は、向き直ると小さくなるものです。
こんな場面なら
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 足音の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。近づいてくる出来事や変化の象徴。軽い足音はよい知らせ、重い足音は心配事の接近。
Q. 足音の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 足音の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 先延ばしにしている用事を一つ選び、今日は最初の5分だけ手をつけてください。背後の足音は、向き直ると小さくなるものです。
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