▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
財産や家を受け継ぐ夢。受け継いだ才能や役割を生かす時期の暗示。揉める夢は、家族間のわだかまりや責任の重さへの不安。
分類: お金・運(この分類の夢の読み方)
心理学から見ると
相続の夢は、お金そのものより、親や先人から受け継いだ性格・価値観・役割を意識していることの表れと読めます。思いがけない遺産を受け取る夢は、自分の中に眠っていた力に気づく前ぶれ。争う夢は、公平に扱われていないという心の引っかかりを映しているのかもしれません。
言い伝えと歴史
明治の民法のもとでは、家の財産と戸主の地位は原則として長男がまとめて受け継ぐ家督相続が定められていましたが、戦後の改正で子が等しく受け継ぐ形へ変わりました。夢占いでは、相続の夢は運気や才能を引き継ぐ吉夢とされる一方、争いは人間関係への注意とされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、受け継いだものが「形あるもの」か「目に見えないもの」かで読み分けます。家や土地なら、担うべき責任を引き受ける覚悟を問われている印。鍵や手紙のような小さな物だったなら、先人が言葉にしなかった思いを、あなたが受け取る番なのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
相続の夢には、お金や土地だけでなく、誰も住まなくなった実家の片づけ、押し入れいっぱいの古い写真、使い道の分からない道具の山といった、手のかかる遺品が登場することがあります。近年は親の家を整理する「実家じまい」という言葉も聞かれるようになりました。当サイトの見方では、こうした夢は、受け継ぐことの重さが、価値よりも手間や気持ちの整理として迫ってきている状態を映します。夢の中で兄弟姉妹と一緒に片づけていたなら、家族で分け合える関係が支えになる時期。ひとりで黙々と作業していたなら、家のことを自分ひとりが背負っているという思いが強まっているのかもしれません。何を残すか迷って手が止まっていたなら、親の生き方のどこを自分の人生に取り入れるかを、心が選び直しています。これは推察ですが、思いがけず古い手紙や日記を見つけた夢は、親や祖父母の知らなかった一面に触れたいという願いの表れだと当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
親や祖父母から受け継いだと思う癖や長所を一つ書き出してください。自分の中の遺産に気づくと、使い道も見えてきます。
こんな場面なら
- ▲注意 もらう・拾う……逆夢として出費への注意と読まれることも。願望の強さの表れ
- 払う・なくす……逆夢として、かえって金運が上がる兆しとされることが多い
- 数えている……今の自分の価値や余裕を確かめたい気持ち
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 相続の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。財産や家を受け継ぐ夢。受け継いだ才能や役割を生かす時期の暗示。揉める夢は、家族間のわだかまりや責任の重さへの不安。
Q. 相続の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 相続の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 親や祖父母から受け継いだと思う癖や長所を一つ書き出してください。自分の中の遺産に気づくと、使い道も見えてきます。
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