▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
自分の行いが評価される不安や、区切りをつけたい思いの表れ。穏やかに裁きを受け入れれば心の整理が進む兆し、恐怖が強い夢は評価への過敏さを示す。
心理学から見ると
審判の日の夢は、これまでの自分の行いがまとめて評価される不安の表れと読めます。試験や査定、大事な発表の前など、結果が出る時期に見やすいとされます。自分を裁いていたのが誰だったかを思い出すと、あなたが一番気にしている評価の目が誰のものかが見えてくると考えられます。
言い伝えと歴史
キリスト教には世の終わりに死者も生者も裁かれる「最後の審判」の教えがあり、システィーナ礼拝堂の壁画などにも描かれてきました。古代エジプトでは死者の心臓を羽根と天秤で量る場面が描かれ、仏教でも死後に閻魔王らの裁きを受けるという考えが伝わります。
当サイトの考察
当サイトの見方では、審判の日の夢は「判決を聞いたかどうか」が鍵です。判決の前に目覚めたなら、あなたはまだ自分の行いに結論を出すのを先延ばしにしています。判決を聞いて安堵したなら、心の中で過去の自分をすでに許せているのかもしれません。裁く者の顔が自分だったなら、いちばん厳しい審判者はあなた自身だという知らせとも考えられます。
当サイトの見方:もう一歩深く
仏教の言い伝えでは、人は亡くなったあと、閻魔大王の前で生前の行いを裁かれるとされ、そこには、その人の一生の行いを映し出す「浄玻璃の鏡」があると語られてきました。嘘をついても鏡には本当の姿が映るため、ごまかすことはできないのです。子どもの頃、「嘘をつくと閻魔さまに舌を抜かれる」と言われた覚えのある人もいるでしょう。当サイトの見方では、審判の日の夢は、他人からの評価以上に、「自分で自分の行いを見つめ直す」時を映しています。大きな鏡に自分の過去の場面が映し出されていた夢は、忘れたふりをしていた出来事に、もう一度向き合おうとしている状態。裁きの場で、意外にも自分のよい行いばかりが読み上げられた夢は、自分が思っている以上に、人に何かを与えてきたことへの気づきでしょう。これは推察ですが、裁く側の席に自分が座っていた夢は、ふだん他人や自分自身に厳しすぎる目を向けていることを、心が知らせていると当サイトは考えます。鏡に映る自分を責めずに眺められたなら、心の整理は進んでいるのかもしれません。
目覚めた朝にできること
今日は、この一か月で自分が頑張ったことを三つ書き出してみてください。評価を待つより先に、自分で自分に小さな合格点をつけてあげましょう。
こんな場面なら
- ◎吉 拝む・お参りする……心を整えたい気持ち。願いが届く兆しとされる
- 神仏から言葉をもらう……最も強い「お告げ」とされる夢。言葉を大切に
- ▲注意 神仏が怒っている・背を向ける……自分の行いを見直したいという心の声
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 審判の日の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。自分の行いが評価される不安や、区切りをつけたい思いの表れ。穏やかに裁きを受け入れれば心の整理が進む兆し、恐怖が強い夢は評価への過敏さを示す。
Q. 審判の日の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 審判の日の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は、この一か月で自分が頑張ったことを三つ書き出してみてください。評価を待つより先に、自分で自分に小さな合格点をつけてあげましょう。
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