○ 心を映す夢 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます
世界を取り巻く大蛇ヨルムンガンドの夢。抱えきれないほど大きな問題や、終わりと始まりの循環を示す。
心理学から見ると
世界をぐるりと取り巻く巨大な蛇は、自分では全体が見渡せないほど大きな問題や、どこから手をつけてよいか分からない不安の象徴として読めます。自分の尾をくわえる姿は、同じ悩みがくり返し戻ってくる状態にも重なります。ユング派では、円環をなす蛇は全体性や再生の象徴としても扱われます。
言い伝えと歴史
北欧神話でヨルムンガンドは神ロキの子とされ、神々によって海に投げ込まれたのち、大きく育って人間の世界を取り巻き、自らの尾をくわえるほどになったと語られます。雷神トールの宿敵で、世界の終わりの戦いラグナロクでトールと相討ちになると伝えられています。
当サイトの考察
当サイトの見方では、ヨルムンガンドは「倒すと自分も倒れる相手」の象徴です。トールは大蛇を仕留めたあと、その毒で力尽きたとされます。夢で大蛇と戦っていたなら、勝つことより共倒れを避ける道を探す時。海の底で静かに眠っていたなら、今はまだ触れなくてよい問題もあるという知らせです。
当サイトの見方:もう一歩深く
北欧神話には、雷神トールが巨人と舟に乗って海へ出て、牛の頭を餌にヨルムンガンドを釣り上げようとした、という話も伝わっています。大蛇は一度は水面に頭を現しましたが、決着はつかないまま海へ戻っていきました。当サイトの見方では、ヨルムンガンドの夢では、大蛇が海の底に潜んでいたか、姿を現したかで読みが変わります。暗い海の底に長い影だけが見えていたなら、まだ表に出ていない大きな問題の気配を、心が感じ取っている状態。水面から頭をもたげたなら、ずっと避けてきた課題と、いよいよ向き合う時期が来ている印です。また、自分が釣り糸を垂らして何かを引き上げようとしていたなら、手に負えないかもしれないものを、あえて明るみに出そうとしているのでしょう。これは推察ですが、引き上げきれずに糸が切れた夢は、今は無理に決着をつけなくてよいという、心のブレーキの表れだと当サイトは考えます。大きすぎる問題は、時間をかけて向き合ってもよいのです。
目覚めた朝にできること
大きすぎる悩みを、今日できる一番小さな一歩に切り分けてください。世界を一周する蛇も、しっぽの先から見れば一本の線です。
こんな場面なら
- ◎吉 拝む・お参りする……心を整えたい気持ち。願いが届く兆しとされる
- 神仏から言葉をもらう……最も強い「お告げ」とされる夢。言葉を大切に
- ▲注意 神仏が怒っている・背を向ける……自分の行いを見直したいという心の声
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. ヨルムンガンドの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます。世界を取り巻く大蛇ヨルムンガンドの夢。抱えきれないほど大きな問題や、終わりと始まりの循環を示す。
Q. ヨルムンガンドの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. ヨルムンガンドの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 大きすぎる悩みを、今日できる一番小さな一歩に切り分けてください。世界を一周する蛇も、しっぽの先から見れば一本の線です。
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