○ 心を映す夢 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます
知恵の英雄オデュッセウスの夢。長い回り道の末に目的を果たす暗示。故郷や帰る場所への思いが強まる時。
心理学から見ると
オデュッセウスは、力よりも機転で困難を切り抜ける人物の典型です。夢に現れるのは、まっすぐには進めない状況の中で、知恵を使って遠回りしながら目的地を目指している時と読めます。長い旅の物語は、人生の途中で「本当に帰りたい場所」を探す心の旅にも重ねられてきました。
言い伝えと歴史
ホメロスの叙事詩に登場するギリシャの英雄で、トロイア戦争では木馬の計略を考えたとされます。戦争のあと、故郷イタケーへ帰るまでに十年もの漂流を重ね、怪物や魔女の誘惑を越えていきました。その間、妻ペネロペイアは織物をほどき直しながら求婚者を待たせ続けたと語られます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、オデュッセウスの夢は「帰り道の長さ」を肯定する夢です。遠回りは失敗ではなく、帰る資格を得るための時間。夢で船が嵐にもまれていたなら、今はまだ試練の途中。遠くに故郷の島影が見えたなら、終わりは近い。待っていてくれる誰かの姿があったなら、その人との約束を思い出してください。
当サイトの見方:もう一歩深く
オデュッセウスの帰りを待つ妻ペネロペは、言い寄る求婚者たちに「この布を織り終えたら」と約束し、昼に織った布を夜ごとにほどいて時を稼いだと語られます。また、二十年ぶりに帰った主人を、年老いた飼い犬アルゴスだけがすぐに見分けたという場面も知られています。当サイトの見方では、オデュッセウスの夢では、旅をする側か、待つ側かで読みが変わります。旅の途中なら、遠回りを重ねながら目標に向かっている状態。ペネロペのように待つ側にいたなら、終わりの見えない待ち時間を、自分なりの工夫で耐えている心の表れです。また、故郷に帰ったのに誰にも気づかれない夢なら、久しぶりに戻る場所で、自分が変わりすぎてしまったのではという不安を抱えているのかもしれません。これは推察ですが、夢の中で犬や動物だけが自分に気づいてくれたなら、肩書きや見かけではなく、あなたの本質を知る存在がちゃんといるという心の確信だと当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
帰りを待っていてくれる人、あるいは連絡が途絶えていた故郷の誰かに、短い便りを送ってください。回り道の途中でも、帰る場所を確かめると足取りが軽くなります。
こんな場面なら
- ◎吉 拝む・お参りする……心を整えたい気持ち。願いが届く兆しとされる
- 神仏から言葉をもらう……最も強い「お告げ」とされる夢。言葉を大切に
- ▲注意 神仏が怒っている・背を向ける……自分の行いを見直したいという心の声
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. オデュッセウスの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます。知恵の英雄オデュッセウスの夢。長い回り道の末に目的を果たす暗示。故郷や帰る場所への思いが強まる時。
Q. オデュッセウスの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. オデュッセウスの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 帰りを待っていてくれる人、あるいは連絡が途絶えていた故郷の誰かに、短い便りを送ってください。回り道の途中でも、帰る場所を確かめると足取りが軽くなります。
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