◎ 吉夢 言い伝えでは吉とされる夢
冥界の女王ペルセポネの夢。別れと再生、季節のめぐりの象徴。つらい時期がやがて明けることを示す。
心理学から見ると
ペルセポネの物語は、少女が突然さらわれ、別の世界で女王になるという、大きな変化の物語です。ユング派では、無垢な自分が一度「下の世界」を知って成熟する過程の象徴として読まれることがあります。夢に現れるのは、望まない変化の中で、自分が変わりつつあることを感じている時なのかもしれません。
言い伝えと歴史
ギリシャ神話で、豊穣の女神デメテルの娘ペルセポネは冥王ハデスに連れ去られ、冥界でザクロの実を口にしたため、一年の一部を冥界で過ごすことになりました。母が嘆く間は大地が実らず、娘が戻ると春が来る。季節の由来を語る神話として知られています。
当サイトの考察
当サイトの見方では、ペルセポネの夢は「一度口にしたものは戻せない」ことを思い出させます。新しい環境や関係にもう一歩踏み込んだあなたは、以前の自分には完全には戻れない。けれど彼女は毎年地上に戻ってきます。夢の中で彼女が花を持っていたなら回復の季節、ザクロを持っていたなら選んだ道の重さを受け止める時です。
当サイトの見方:もう一歩深く
ペルセポネが連れ去られたのは、野原で花を摘んでいたときだったと語られます。春の光の中ではしゃいでいた少女が、一瞬で別の世界へ引き込まれる場面は、ある日突然、子ども時代が終わってしまう感覚とも重なります。当サイトの見方では、ペルセポネの夢では、自分が娘の側にいたか、母デメテルの側にいたかで読みが変わります。娘の側なら、慣れ親しんだ場所を離れて新しい世界に入り、戸惑いながらも自分の居場所をつくろうとしている状態。母の側なら、子どもや大切な人が自分の手を離れていく寂しさと、それを受け入れようとする心の揺れでしょう。進学や結婚、就職で家族が離れていく時期に、この夢を見る人もいます。また、夢の中で花を摘んでいたなら、何かが変わる直前の、まだ何も知らない穏やかな時間を惜しんでいるのかもしれません。これは推察ですが、ザクロの実を自分から選んで口にしていた夢は、変化を奪われるものではなく、自分で選ぶものとして受け止め始めた印だと当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
ザクロや季節の果物を一つ味わいながら、この一年で変わった自分を一つ思い浮かべてください。失ったものと得たものを並べてみると、次の季節が見えてきます。
こんな場面なら
- ◎吉 拝む・お参りする……心を整えたい気持ち。願いが届く兆しとされる
- 神仏から言葉をもらう……最も強い「お告げ」とされる夢。言葉を大切に
- ▲注意 神仏が怒っている・背を向ける……自分の行いを見直したいという心の声
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. ペルセポネの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは吉とされる夢。冥界の女王ペルセポネの夢。別れと再生、季節のめぐりの象徴。つらい時期がやがて明けることを示す。
Q. ペルセポネの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. ペルセポネの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. ザクロや季節の果物を一つ味わいながら、この一年で変わった自分を一つ思い浮かべてください。失ったものと得たものを並べてみると、次の季節が見えてきます。
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