○ 心を映す夢 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます
自分の行いを振り返りたい気持ちや、良心の声の象徴とされる。
心理学から見ると
閻魔さまの夢は、自分を裁く内なる声の象徴です。フロイトのいう超自我、つまり良心や「こうあるべき」という声が強まっているときに見やすいと読めます。罪悪感が大きいほど閻魔さまは恐ろしく、許しの気持ちがあるほど穏やかに見えるとも考えられます。
言い伝えと歴史
閻魔王は死者の生前の行いを裁く冥界の王とされ、仏教とともに日本に伝わり、十王の一人として信仰されました。嘘をつくと舌を抜かれるという言い回しや、行いを映し出す鏡の話もよく知られます。一方で閻魔は地蔵菩薩の化身とする考えもあり、恐ろしさの裏に救いがあると語られてきました。
当サイトの考察
当サイトの見方では、閻魔さまの夢で見るべきは「判決が下ったかどうか」です。裁きの途中で目が覚めたなら、あなたはまだ自分を裁き切れず、言い訳と反省の間を行き来しています。判決を聞いて目覚めたなら、それがどんなものでも、心はもう答えを出しているのでしょう。怖いのは閻魔ではなく、ずっと保留にしてきた自分の本音なのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
閻魔さまの裁きには、記録がつきものです。人の両肩には倶生神(くしょうじん)という神がいて、善い行いと悪い行いを書き留め、それが閻魔帳となって裁きの場に届くと語られてきました。江戸時代には、奉公人が休みをもらえる藪入りの日に閻魔堂へお参りする習わしもあり、厳しく働く人々にとって閻魔さまは、恐れる相手であると同時に、自分の一年をきちんと見てくれる存在でもあったのでしょう。当サイトの見方では、この夢では「何が読み上げられたか」に耳を澄ませたいところです。悪事ばかりが並ぶなら、あなたは自分の失敗を細かく数えすぎています。思いがけず小さな善い行いが読み上げられたなら、誰にも褒められずにしてきたことを、心がちゃんと覚えている印です。あなた自身が帳面をつける側だったなら、他人を厳しく見すぎていないか振り返る時期かもしれません。これは推察ですが、閻魔帳の夢は、自分の行いを公平に見直したいという願いの表れだと考えます。
目覚めた朝にできること
心に引っかかっている「ごめんなさい」を一つ思い浮かべてください。伝えられる相手なら今日伝え、伝えられないなら紙に書いてから捨てましょう。
こんな場面なら
- ◎吉 拝む・お参りする……心を整えたい気持ち。願いが届く兆しとされる
- 神仏から言葉をもらう……最も強い「お告げ」とされる夢。言葉を大切に
- ▲注意 神仏が怒っている・背を向ける……自分の行いを見直したいという心の声
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. 閻魔さまの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます。自分の行いを振り返りたい気持ちや、良心の声の象徴とされる。
Q. 閻魔さまの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 閻魔さまの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 心に引っかかっている「ごめんなさい」を一つ思い浮かべてください。伝えられる相手なら今日伝え、伝えられないなら紙に書いてから捨てましょう。
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