▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
心の奥の静けさや内面の象徴。澄んだ水面は心の平穏、濁った水は抱えている不安を表すとされる。
心理学から見ると
湖や池の夢は、心の奥にしまっている感情や記憶の状態を映すと読めます。ユング心理学では、水は無意識の象徴とされることが多く、水面は意識と無意識の境目とも考えられます。水が澄んで底まで見えたか、濁って何も見えなかったかが、今の心の透明度を表しています。
言い伝えと歴史
日本各地には、池や沼に「主(ぬし)」と呼ばれる大蛇や大魚、龍神がすむという伝説が数多く残ります。雨乞いのために池に祈る習わしや、池の水を抜こうとすると祟りがあるという話も各地で語られてきました。水辺は、人の世界と異界の境目と考えられていたのです。
当サイトの考察
当サイトの見方では、湖や池の夢は「覗き込んだ自分の顔」が鍵です。水面に自分が映っていたなら、自分を見つめ直す準備ができている印。映っていなかった、あるいは別の顔が映っていたなら、池の主のように、あなたの底に長く沈めてきた気持ちがそろそろ浮かび上がろうとしているのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
風のない日の湖は鏡のように静まり、山や空をそのまま水面に映し出します。小石を一つ投げ入れれば、波紋が輪になって岸まで広がっていきます。また寒い土地では冬に湖が凍り、その上を歩いたり、氷に穴を開けて魚を釣ったりする暮らしもあります。湖は、少しの刺激で表情を大きく変える水です。当サイトの見方では、湖の夢でその水面に何かが起きていたかどうかが大切です。自分で石を投げて波紋を見ていたなら、静まりかえった状況に自分から変化を起こしたい気持ち。誰かが投げた石で水面が乱れたなら、他人の一言が思った以上に心に広がっている状態とも読めます。凍った湖の上に立っていた夢は、感情をしばらく凍らせて持ちこたえている時期。足元の氷が気になったなら、その我慢が限界に近いのかもしれません。これは推察ですが、湖の夢を見た日は、心に起きた小さな波紋を見逃さないよう気をつけるとよいでしょう。
目覚めた朝にできること
コップに水を注ぎ、ゆっくり飲みながら「最近ずっと沈めていた気持ち」を一つ思い浮かべてください。言葉にしなくても、気づくだけで水は澄み始めます。
こんな場面なら
- ◎吉 穏やか・澄んでいる……心が落ち着き、物事が順調に流れる兆し
- ▲注意 荒れている・飲み込まれる……感情があふれそう、または周りの変化に振り回されている
- 眺めているだけ……変化を少し離れた所から見ている。準備の時期
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 湖・池の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。心の奥の静けさや内面の象徴。澄んだ水面は心の平穏、濁った水は抱えている不安を表すとされる。
Q. 湖・池の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 湖・池の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. コップに水を注ぎ、ゆっくり飲みながら「最近ずっと沈めていた気持ち」を一つ思い浮かべてください。言葉にしなくても、気づくだけで水は澄み始めます。
あわせて読みたい夢の読み物
「自然・天気」のほかの夢
※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。