◎ 吉夢 言い伝えでは吉とされる夢
ひなや子どもが巣立つ夢。自立や新しい世界への旅立ちの吉兆。見送る側なら、手放す寂しさと成長を認める気持ちの表れ。
心理学から見ると
巣立ちの夢は、自分が飛び立つ側か、見送る側かで意味が分かれます。飛び立つ側なら、慣れた環境から離れる準備が心の中で整いつつあると読めます。見送る側なら、大切にしてきたものを手放す寂しさと、その成長を認めたい気持ちの両方がある状態。飛ぼうとして何度も巣の縁で足がすくんでいたなら、出発を急かされていると感じているのかもしれません。子の独立を控えた親がこの夢を見るのは、ごく自然な心の準備とも考えられます。
言い伝えと歴史
鳥のひなが巣を離れる姿は、昔から子どもの自立のたとえとして語られてきました。「可愛い子には旅をさせよ」や、獅子がわが子を谷へ落として這い上がる子だけを育てるという「獅子の子落とし」のことわざにも、手放すことが愛情だという考えがにじみます。また燕が軒先に巣を作る家は栄えるとも言われ、巣立ちは家の繁栄とも結びつけられてきました。夢占いでは、巣立ちの夢は新しい世界への旅立ちの吉兆とされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、巣立ちの夢は、飛び立った鳥が振り返ったかに注目したいところです。振り返らずに空へ消えたなら、別れは寂しくても関係は健やかな印。何度も戻ってきたなら、送り出す側と出ていく側の、どちらかがまだ手を離せていません。そして空になった巣だけが夢に残っていたなら、それは去った誰かではなく、役目を終えた自分の居場所をどう埋めるかという、次の問いが始まった合図です。
当サイトの見方:もう一歩深く
日本では昔から、軒下にツバメが巣を作る家は縁起がよいといわれ、ひなが育って飛び立つまでを家族で見守る光景が各地で見られます。春に来て夏に去るその姿は、毎年くり返される小さな別れでもあります。当サイトの見方では、巣立ちの夢で注目したいのは、飛び立ったあとの空っぽの巣です。巣が残っていたなら、帰ってこられる場所があるという安心を、送り出す側も送り出される側も求めています。巣が壊れていたり、なくなっていたりしたなら、戻る道を自分で断とうとしている決意か、帰る場所を失う不安かのどちらかでしょう。夢を見た人の立場によっても読みは変わります。子どもの進学や就職を控えた親なら、手放す寂しさのリハーサル。自分が新しい土地へ移る前なら、背中を押してほしい気持ちです。これは推察ですが、ひなが一羽だけ巣に残っていた夢は、まだ飛び立てない心の一部を、あなた自身が温かく見守ろうとしている印だと当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
手放そうとしているもの、または離れていく誰かに向けて、短い手紙かメモを書いてみてください。送らなくても構いません。区切りの言葉が、残る側の心を軽くします。
こんな場面なら
- ◎吉 お祝いされる……節目を前向きに迎えられる
- ▲注意 うまく進まない・中止になる……変化への不安の表れ。準備を整える時期
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. 巣立ちの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは吉とされる夢。ひなや子どもが巣立つ夢。自立や新しい世界への旅立ちの吉兆。見送る側なら、手放す寂しさと成長を認める気持ちの表れ。
Q. 巣立ちの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 巣立ちの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 手放そうとしているもの、または離れていく誰かに向けて、短い手紙かメモを書いてみてください。送らなくても構いません。区切りの言葉が、残る側の心を軽くします。
あわせて読みたい夢の読み物
「人生の節目」のほかの夢
※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。