▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
子どもを育てる夢。何かを大切に育てたい気持ちや、新しい計画・才能の成長を表す。手に負えない夢は負担の大きさへの注意。
心理学から見ると
夢の中の子どもは、実際の子ども以外に、育てている途中の計画や、自分の未熟な一面を表すと読めます。ユングは子どもの像を、未来の可能性をはらむ元型の一つと考えました。世話がうまくいく夢なら、手がけていることが順調に育っている印。夜泣きが止まず眠れない夢は、終わりの見えない負担に心がすり減っている状態です。見知らぬ子を預けられて戸惑っていたなら、望んでいない役目を押しつけられている感覚かもしれません。
言い伝えと歴史
日本の村では、子どもを親だけで育てるのではなく、取り上げ親や名付け親など、仮の親を何人も立てて見守る習わしがありました。親の厄年に生まれた子を形だけ道に捨て、あらかじめ頼んでおいた人に拾ってもらう「拾い親」の風習も知られています。子どもの命が今よりずっと危うかった時代、人々は縁を多く結ぶことで守りを厚くしたのです。夢占いでは、子育ての夢は物事が実りへ向かう兆しとされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、子育ての夢は、子どもが泣いていたか笑っていたかに注目します。泣き止まない子は、手をかけてほしいのに後回しにされている、あなた自身の心の一部かもしれません。笑っていたなら、育ててきたものが実を結び始めた印。そして、あやしていた子の顔がいつの間にか幼い頃の自分になっていたなら、それは誰かに育て直してほしかった過去の自分が、今もあなたの腕の中で待っているという合図です。
当サイトの見方:もう一歩深く
子育ての夢には、夜中のミルク、寝かしつけ、朝の弁当づくり、熱を出した子の看病など、終わりのない小さな作業が次々に現れることがあります。当サイトの見方では、どの場面が描かれたかが、今の暮らしの中で何に手を取られているかを映します。夜中の世話なら、休みたいのに気を抜けない緊張。弁当や送り迎えなら、決まった時間に追われる毎日の疲れ。看病なら、誰かの不調を自分の責任のように感じてしまう心です。夢の中の子どもの年齢にも注目してください。赤ちゃんなら始めたばかりの計画、思春期の子なら言うことを聞かなくなった目標や、手を離すべき関係を表しているのかもしれません。これは推察ですが、子育ての夢で自分の親の口ぐせが口から出てきたなら、あなたは育てられた記憶と今の自分を重ね、受け継ぐものと手放すものを選び直している途中です。実際に子育て中の人なら、それだけ心がいっぱいになっている合図でもあります。
目覚めた朝にできること
今育てている計画や習慣を一つ選び、今日だけ五分、それに手をかけてください。自分をいたわる時間も一緒に予定に入れると、夢の中の泣き声は静まりやすくなります。
こんな場面なら
- ◎吉 お祝いされる……節目を前向きに迎えられる
- ▲注意 うまく進まない・中止になる……変化への不安の表れ。準備を整える時期
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 子育ての夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。子どもを育てる夢。何かを大切に育てたい気持ちや、新しい計画・才能の成長を表す。手に負えない夢は負担の大きさへの注意。
Q. 子育ての夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 子育ての夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今育てている計画や習慣を一つ選び、今日だけ五分、それに手をかけてください。自分をいたわる時間も一緒に予定に入れると、夢の中の泣き声は静まりやすくなります。
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