▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
言葉をまねる鳥として、噂話や受け売りの言葉への注意。オウムが話しかけてくる夢は、誰かの本音を知る知らせとも。
心理学から見ると
人の言葉をまねるオウムは、夢の中で「自分の言葉ではない言葉」を象徴すると読めます。誰かの意見をそのまま繰り返していないか、あるいは自分の言葉が勝手に広まっていないかという不安が表れているとも考えられます。オウムが何を言っていたかは、心に引っかかっている言葉そのものかもしれません。
言い伝えと歴史
相手の言葉をそのまま返すことを日本語で「オウム返し」といい、考えのない受け答えのたとえにもなります。一方でオウムは、その華やかな色と話す能力から、古くから各地で珍重され、王侯貴族に贈られることもありました。賢さと軽さ、両方のイメージを持つ鳥です。
当サイトの考察
当サイトの見方では、オウムの夢は「言葉の出どころ」を問う夢です。オウムは意味を知らずに話します。あなたが最近口にした言葉は、心から出たものでしたか。オウムに自分の秘密を話されて慌てたなら、誰かに話したことが広まる不安の表れとも読めます。
当サイトの見方:もう一歩深く
大型のオウムの仲間には、何十年も生きるものがいて、飼い主より長生きすることもあると言われます。そのため、家族の誰かの口癖や笑い声、すでにいない人の呼びかけを、オウムが何年も後にふと口にして、家族を驚かせることがあります。当サイトの見方では、オウムの夢は受け売りの言葉への注意だけでなく、「忘れかけていた誰かの声が、思いがけない形で戻ってくる」ことを映す場合もあると読めます。夢でオウムが懐かしい人の口調で話していたなら、その人から受け取った言葉や教えが、今のあなたに必要になっている印。言葉の意味が分からず不気味に感じたなら、昔聞いた誰かの言葉が、理由も分からないまま心に引っかかり続けているのでしょう。自分の口癖をオウムにまねされて恥ずかしかったなら、知らず知らず周りに残している自分の言葉に、目を向ける時期とも考えられます。これは推察ですが、この夢は、言葉は話した人がいなくなっても、誰かの中で生き続けると伝えているのだと思います。
目覚めた朝にできること
今日は一つだけ、借り物ではない自分の言葉で意見を伝えてみてください。人の噂は、聞いてもすぐに広げないよう心がけましょう。
こんな場面なら
- ◎吉 近づいてくる・なついてくる……味方や助けが近づいている兆し
- ▲注意 襲ってくる・噛まれる……抑えている感情や、身近な人との摩擦への注意
- 死んでいる・弱っている……その動物が表す力(本能・元気)が落ちているサイン
- 大きい・白い・金色……意味が強まる。白や金は吉の度合いが上がるとされる
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. オウムの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。言葉をまねる鳥として、噂話や受け売りの言葉への注意。オウムが話しかけてくる夢は、誰かの本音を知る知らせとも。
Q. オウムの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. オウムの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は一つだけ、借り物ではない自分の言葉で意見を伝えてみてください。人の噂は、聞いてもすぐに広げないよう心がけましょう。
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