○ 心を映す夢 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます
手の届かない相手や、いつか別れが来る美しいものの象徴とされる。
心理学から見ると
手の届かない美しい存在の夢は、憧れや理想、そして「いつか失うかもしれない」という予感を同時に抱えている状態と読めます。ユングのいうアニマのように、異性や理想像は自分の内側の一面を映すことがあります。夢の中で姫を引き止めようとしたのか、見送ったのかで、執着と受容のどちらに心が傾いているかが分かります。
言い伝えと歴史
かぐや姫は『竹取物語』の主人公で、竹の中から見つかり、美しく成長して多くの求婚者を集めます。姫は無理な難題を出して求婚を退け、最後は月の都へ帰っていきます。『竹取物語』は平安時代の初め頃に成立したとされ、現存する日本最古の物語ともいわれます。育ての親との別れの場面は、今も多くの人の心を打ちます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、かぐや姫の夢で本当に大切なのは、求婚者ではなく「育ての親」の視点です。夢で姫を送り出す側にいたなら、子どもの巣立ちや大切な人の旅立ちを、心のどこかで受け入れようとしている印。自分が姫の立場で月へ帰ろうとしていたなら、今の居場所に感謝しつつも、本来の自分に戻りたいという願いがあるのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
『竹取物語』の終わりで、月からの迎えが来たかぐや姫は、天の羽衣を着ると人の世の思いを忘れてしまうとされ、羽衣を着る前に、育ての親や帝に手紙を書き残します。心がまだ人のものであるうちに、伝えたいことを言葉にしておいたのです。当サイトの見方では、かぐや姫の夢を見る人は、いつか変わってしまう関係や、自分自身の気持ちの変化を予感して、今のうちに何かを残したいと感じている状態かもしれません。夢の場面で読みは変わります。姫が手紙を書いているところを見ていたなら、あなたにも言葉にしておきたい思いがある印。羽衣が空から降りてくる場面だったなら、避けられない別れや転機が近いと心が感じているのでしょう。これは推察ですが、自分が姫になって羽衣を受け取らずにいた夢は、新しい立場や環境へ移ることに、まだ心が追いついていないと当サイトは考えます。変わることを怖がるのは、今を大切にしている証でもあります。
目覚めた朝にできること
大切な人との今の時間を当たり前にせず、今日は感謝の気持ちを言葉か小さな行動で伝えてみてください。夜に月を眺めるのも、夢の余韻を味わう方法です。
こんな場面なら
- ◎吉 味方になる・宝をくれる……座敷わらしの言い伝えのように、福が来る兆し
- ▲注意 化かされる・さらわれる……見えていない罠や、人の言葉への注意
- 正体が分かる……恐れていたことの中身が見えて、不安が消える兆し
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. かぐや姫の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます。手の届かない相手や、いつか別れが来る美しいものの象徴とされる。
Q. かぐや姫の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. かぐや姫の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 大切な人との今の時間を当たり前にせず、今日は感謝の気持ちを言葉か小さな行動で伝えてみてください。夜に月を眺めるのも、夢の余韻を味わう方法です。
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