▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
はかない夢や希望の象徴。大きく美しいシャボン玉は願いの高まり、すぐ割れる夢は期待が現実とずれている注意。
分類: 物・道具(この分類の夢の読み方)
心理学から見ると
シャボン玉は美しく、そして一瞬で消えます。心理学的には、心躍る期待や空想と、それがはかないことへの予感を同時に表すと読めます。高く舞い上がるシャボン玉は楽観的な気分、触れた途端に割れる夢は、手に入れかけたものを失う不安の表れとされます。子どもと遊ぶ場面なら、穏やかな時間への憧れも込められています。
言い伝えと歴史
シャボンという言葉は、石けんを意味するポルトガル語に由来するとされ、南蛮貿易の時代に日本へ伝わりました。鎌倉時代の随筆『方丈記』は、人の世のはかなさを水に浮かぶ泡にたとえており、泡は古くから無常の象徴でした。夢占いでは、虹色に輝くシャボン玉は一時的な幸運や楽しい出来事の兆しとされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、シャボン玉の夢は「どこで割れたか」が肝心です。空高く見えなくなるまで飛んでいったなら、願いは消えたのではなく、自分の手を離れて届くべき所へ向かっています。顔の前で割れたなら、現実を突きつけられる目覚めの予感。割れずに残り続けるシャボン玉は、少しだけ不気味な、終わらない夢への執着とも読めます。
当サイトの見方:もう一歩深く
シャボン玉が虹色に見えるのは、膜がとても薄く、光が膜の表と裏で反射して重なり合うためです。膜は少しずつ薄くなっていき、色が移り変わったあと、割れる直前には色がほとんど消えて見えることもあると言われます。いちばん色鮮やかな時間は、実は終わりに向かう途中にあるのです。当サイトの見方では、シャボン玉の夢は「終わりが近いものほど美しく見える」心の動きを映すことがあります。卒業や異動、別れの前に、いつもの景色が急に輝いて見える経験は多くの人にあるでしょう。夢で色がくるくる変わるシャボン玉を見つめていたなら、変わりゆくものを惜しむ気持ちが強まっている時期。また、強く吹きすぎてうまく膨らまなかった夢は、焦って力を込めすぎている自分への気づきと読みます。これは推察ですが、そっと息を吹いて大きなシャボン玉ができた夢は、力を抜くことで物事がうまく運ぶと教えているのでしょう。
目覚めた朝にできること
今日一つ、叶うかどうかを気にせず楽しめる小さな空想の時間を持ってみてください。はかないからこそ、その瞬間を味わう心の余裕が戻ります。
こんな場面なら
- ◎吉 もらう・見つける……新しい力や機会が手に入る兆し
- ▲注意 なくす・壊れる……その物が表すもの(立場・関係・自信)への不安
- 古い・汚れている……見直したい習慣や、手放す時期のサイン
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. シャボン玉の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。はかない夢や希望の象徴。大きく美しいシャボン玉は願いの高まり、すぐ割れる夢は期待が現実とずれている注意。
Q. シャボン玉の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. シャボン玉の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日一つ、叶うかどうかを気にせず楽しめる小さな空想の時間を持ってみてください。はかないからこそ、その瞬間を味わう心の余裕が戻ります。
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