◎ 吉夢 言い伝えでは吉とされる夢
低迷期や、守られた場所の象徴。谷から見上げる夢は、これから上っていく時期を示すとされる。
心理学から見ると
谷の夢は、調子が落ちている低迷期の感覚と、周囲の山に守られた安心感という二つの面を映すと読めます。谷底から見上げていたなら、これから上っていく途中にいる状態。谷を見下ろしていたなら、過去のつらい時期を振り返る余裕が生まれているとも考えられます。
言い伝えと歴史
日本各地には、湯気や噴気が立ちこめる谷を「地獄谷」と呼ぶ地名が残り、谷は地獄やあの世を思わせる場所とされることもありました。一方で山あいの谷は、川と田に恵まれた暮らしの場でもあります。聖書の詩編にある「死の陰の谷」という言葉も、谷が試練の象徴として語られてきたことを示しています。
当サイトの考察
当サイトの見方では、谷の夢は「谷には必ず川が流れている」ことを思い出させます。低いところにこそ水は集まり、命が育つ。夢の谷に川や緑があったなら、今の低迷期は次の実りを育てる大事な時間。乾いた谷で風だけが吹いていたなら、しばらく人の多いところから離れ、心を休ませる必要があると考えます。
当サイトの見方:もう一歩深く
谷に向かって声を出すと、向かいの山から声が返ってくることがあります。日本ではこのこだまをやまびこと呼び、昔は山にすむ精霊や妖怪が声を返していると考えられた地域もありました。また、冷え込んだ朝には谷間に霧が溜まり、高い所から見下ろすと雲の海のように見えることがあります。当サイトの見方では、谷の夢を見る人は、自分の声が誰かに届いているのか、確かめたい気持ちを抱えていることが多いようです。場面の違いを見てみましょう。谷に向かって叫び、やまびこが返ってきたなら、発した思いがいずれ形を変えて自分に戻ってくる兆し。声を出しても何も返ってこなかったなら、今の環境で手ごたえを感じられない寂しさかもしれません。谷を埋める霧を上から眺めていたなら、悩みの中にいた自分を少し離れた場所から見られるようになった状態。これは推察ですが、谷の夢は、声を上げれば必ずどこかに響いていると教えてくれるものだと当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
今の低迷の中でも続けられている小さな習慣を一つ書き出し、自分をねぎらってください。谷底での積み重ねが、上るときの足場になります。
こんな場面なら
- ◎吉 穏やか・澄んでいる……心が落ち着き、物事が順調に流れる兆し
- ▲注意 荒れている・飲み込まれる……感情があふれそう、または周りの変化に振り回されている
- 眺めているだけ……変化を少し離れた所から見ている。準備の時期
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. 谷の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは吉とされる夢。低迷期や、守られた場所の象徴。谷から見上げる夢は、これから上っていく時期を示すとされる。
Q. 谷の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 谷の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今の低迷の中でも続けられている小さな習慣を一つ書き出し、自分をねぎらってください。谷底での積み重ねが、上るときの足場になります。
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