▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
追い詰められた状況や、決断の瀬戸際の象徴。崖から戻れる夢は危機回避のサイン。
心理学から見ると
崖の夢は、これ以上下がれないところまで追い詰められた感覚や、大きな決断を前にした緊張を映すと読めます。崖の縁に立っていたなら選択の瀬戸際、崖から引き返せたなら、危ういところで踏みとどまる判断力が働いている印とも考えられます。下をのぞいたときの気持ちも手がかりです。
言い伝えと歴史
「清水の舞台から飛び降りる」という言い回しは、思い切った決断のたとえとして今も使われます。また修験道の行場の中には、断崖の縁で心を試す修行が伝わる場所もあり、崖は恐れと向き合って心を鍛える場とされてきました。夢占いでは、崖から無事に戻る夢は危機を避ける兆しとされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、崖の夢は「そこへ誰に追い立てられたのか」を問いかけます。自分から崖の先を見に行ったのなら、挑戦したい気持ちの表れ。何かに追われて崖に出たなら、周囲からの圧力に逃げ場を失っているのかもしれません。崖の向こうに景色が広がっていたなら、踏み出す先に道があると考えます。
当サイトの見方:もう一歩深く
海沿いの断崖の上には灯台が建てられていることが多く、高い場所から遠くの船に光を届けています。崖は危うい場所であると同時に、見通しのよさを持つ場所でもあるのです。また、岩壁を登るロッククライミングでは、手や足をかける場所を一つずつ確かめ、命綱で仲間とつながりながら進みます。当サイトの見方では、崖の夢を見る人は、緊張の高い場面に立ちながらも、そこから見えるものに気づこうとしている時期にいることが多いようです。場面の違いを見てみましょう。崖の上の灯台から海を眺めていたなら、厳しい立場にいても、誰かの道しるべになれる自分への気づき。命綱をつけて岩壁を登っていたなら、支えてくれる人を信じて一歩ずつ進もうとしている心。崖の縁から慎重に後ずさりしていたなら、自分の限界を正しく知る賢さの表れです。誰かが手を差し伸べてくれたなら、頼ってよい相手がそばにいる印でしょう。これは推察ですが、崖の夢は、怖さを感じる場所にこそ、遠くまで見渡せる景色があると教えてくれるのだと当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
追い詰められていると感じることがあれば、信頼できる人に一つだけ打ち明けてください。退路を一緒に探してくれる人がいると、崖は崖でなくなります。
こんな場面なら
- ◎吉 穏やか・澄んでいる……心が落ち着き、物事が順調に流れる兆し
- ▲注意 荒れている・飲み込まれる……感情があふれそう、または周りの変化に振り回されている
- 眺めているだけ……変化を少し離れた所から見ている。準備の時期
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 崖の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。追い詰められた状況や、決断の瀬戸際の象徴。崖から戻れる夢は危機回避のサイン。
Q. 崖の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 崖の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 追い詰められていると感じることがあれば、信頼できる人に一つだけ打ち明けてください。退路を一緒に探してくれる人がいると、崖は崖でなくなります。
あわせて読みたい夢の読み物
「自然・天気」のほかの夢
※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。