◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
変化や知らせの象徴。心地よい風は追い風、強すぎる風は周囲に振り回されることへの注意とされる。
心理学から見ると
風の夢は、身の回りで何かが動き出す予感や、どこかから届く知らせへの期待と不安を映すと読めます。追い風に背中を押されていたなら前へ進む意欲、向かい風に押し戻されていたなら、周囲の意見や状況に振り回されている感覚の表れとも考えられます。風の温度も手がかりです。
言い伝えと歴史
日本では、風袋を担いだ風神の姿が雷神と対で描かれ、江戸時代の屏風絵などで広く知られています。農村では、稲の花が咲く時期の強い風を恐れ、風を鎮める「風祭り」が各地で行われてきました。風は、豊かさも災いも運んでくる神の息と考えられていたのです。
当サイトの考察
当サイトの見方では、風の夢は「風上に何があったか」を思い出すと意味が見えてきます。風は必ずどこかから吹いてくるもの。花の香りや潮の匂いがしたなら、懐かしい場所や人からの呼びかけ。冷たく乾いた風だったなら、自分の知らないところで状況が変わり始めているのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
日本語には、春一番、木枯らし、やませ、からっ風など、季節や土地ごとの風を呼び分ける言葉がたくさんあります。風はそれだけ暮らしに深く関わり、人々は風の向きや匂いから天気の変化や季節の移り変わりを読み取ってきました。洗濯物の乾き具合や、風鈴の音で風を感じるのも、身近な風との付き合い方です。当サイトの見方では、風の夢を見る人は、身の回りで何かが変わり始めていることを、まだ言葉にならない段階で感じ取っていることが多いようです。場面の違いを見てみましょう。背中から押されるような風を受けていたなら、周りの後押しを感じている時期。向かい風に逆らって歩いていたなら、自分の意志を通そうとして疲れている状態。帽子や書類が風に飛ばされたなら、大切にしてきたものを手放す準備が求められているのかもしれません。風に乗って誰かの声が聞こえたなら、遠くにいる人からの知らせを待っている心でしょう。これは推察ですが、窓を開けて風を入れる夢は、閉じていた気持ちを外へ開こうとしている印だと当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
窓を開けて部屋の空気を入れ替え、しばらく連絡していない人を一人思い浮かべてください。風通しを良くすると、知らせも届きやすくなります。
こんな場面なら
- ◎吉 穏やか・澄んでいる……心が落ち着き、物事が順調に流れる兆し
- ▲注意 荒れている・飲み込まれる……感情があふれそう、または周りの変化に振り回されている
- 眺めているだけ……変化を少し離れた所から見ている。準備の時期
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 風の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。変化や知らせの象徴。心地よい風は追い風、強すぎる風は周囲に振り回されることへの注意とされる。
Q. 風の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 風の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 窓を開けて部屋の空気を入れ替え、しばらく連絡していない人を一人思い浮かべてください。風通しを良くすると、知らせも届きやすくなります。
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