▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
大人としての自立や、遅れてやってくる気づきの象徴。痛む親知らずは、先送りにした問題への注意とされる。
分類: 体・健康(この分類の夢の読み方)
心理学から見ると
親知らずは成長の最後に生えてくる歯です。夢では「遅れてやってきた自覚」や「親の手を離れて自分で判断すること」の象徴と読めます。痛みや腫れを感じる夢なら、見て見ぬふりをしてきた問題が意識に上ってきていると考えられます。
言い伝えと歴史
日本語の「親知らず」は、生えてくる頃には親がもう子の歯の世話をしない年齢になっている、という由来で説明されるのが一般的です。英語では同じ歯を「知恵の歯」と呼び、分別がつく年頃に生えることにちなむとされます。どちらも「大人になること」と結びついた名前です。
当サイトの考察
当サイトの見方では、親知らずの夢は「親から受け継いだものと、受け継がなかったもの」の境目を映します。抜く夢なら、家の価値観の中で自分に合わないものを手放す決意。まっすぐ生えていたなら、あなたなりのやり方がもう根づいている印。横向きに埋もれていたなら、言えないまま抱えている家族への思いがあるのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
親知らずは、ほかの歯よりずっと遅れて、十代の終わりから二十代ごろに生えてくることが多い歯です。現代の人はあごが小さめになり、親知らずが生えるだけの場所が足りず、斜めに生えたり埋まったままになったりすることも少なくないといわれます。当サイトの見方では、親知らずの夢は、新しい知恵や気づきが芽生えているのに、「それを受け入れる場所が、今の暮らしに足りていない」状態を映していることがあります。学び直したい気持ちがあるのに時間がない、考えを変えたいのに周りの目が気になる。せっかく育った気づきが、行き場を失って押し合っているのかもしれません。親知らずが周りの歯を押して痛んでいたなら、新しい考えが、これまでの人間関係や習慣とぶつかり始めています。歯科医に抜いてもらっていたなら、ひとりで抱えず、専門家や信頼できる人の手を借りる時期です。これは推察ですが、抜いた親知らずを手にとって眺めていたなら、あなたは手放したものからも学ぼうとする人なのでしょう。実際に歯が痛むときは歯科医院へ。
目覚めた朝にできること
家族について言いそびれていることを一つ、メモに書いてみてください。奥歯に痛みや腫れがあるなら、早めに歯科で相談を。
こんな場面なら
- ◎吉 元気になる・治る……回復や運気の立て直しの兆し
- ▲注意 痛む・傷つく・失う……心身の疲れへの注意。現実の体調も一度確かめて
- 血が出る……意外にも、エネルギーや金運の上昇とされることが多い
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 親知らずの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。大人としての自立や、遅れてやってくる気づきの象徴。痛む親知らずは、先送りにした問題への注意とされる。
Q. 親知らずの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 親知らずの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 家族について言いそびれていることを一つ、メモに書いてみてください。奥歯に痛みや腫れがあるなら、早めに歯科で相談を。
あわせて読みたい夢の読み物
「体・健康」のほかの夢
※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。