◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
包み隠すこと、大切な物を運ぶことの象徴。美しい風呂敷は良い知らせや贈り物、ほどける風呂敷は秘密が漏れる注意。
分類: 物・道具(この分類の夢の読み方)
心理学から見ると
風呂敷は一枚の布で、包む物に合わせて形を変えます。夢では、物事をまとめる力や、人に見せる前に中身を覆い隠す心の働きを表すと読めます。きれいに包めた夢は考えや感情が整理できている状態、結び目がほどける夢は、隠していたことが表に出る不安の反映とされます。
言い伝えと歴史
風呂敷の名は、湯屋で脱いだ衣服を包んだり敷いたりした布に由来するとされます。贈り物を包む作法として受け継がれ、柄には吉祥の意味が込められてきました。一方で「大風呂敷を広げる」は大げさな話をすることのたとえです。唐草模様の風呂敷は、漫画などで泥棒の定番の姿としても知られます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、風呂敷の夢は「包んでいた物を渡す相手」に意味があります。誰かに差し出していたなら、言葉にしにくい感謝や思いを形にして伝えたい気持ち。風呂敷包みを背負って夜道を歩く夢なら、住み慣れた場所を離れる覚悟か、人に言えない荷を抱えての旅立ちを映しているのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
風呂敷は、中身を届けたあとは小さく畳んで持ち帰れる布です。贈り物を風呂敷に包んで持参し、相手の前で包みを解いて品物だけを渡し、布は持ち帰るという作法もあります。四角い一枚の布でありながら、結び方を変えれば箱も瓶も丸いものも包め、手提げ袋のようにも使えます。当サイトの見方では、風呂敷の夢は、役目を終えたあとにどう身軽になれるかを映すことがあります。中身を渡したあと、空になった風呂敷を丁寧に畳んでいた夢なら、果たすべき務めを終え、次に備えて心を整えている状態。結び目が固くてどうしてもほどけなかった夢は、渡したい思いがあるのに、自分で作ったかたくなさがじゃまをしているのかもしれません。祖母や母が風呂敷で何かを包む手元を見ていた夢は、その人が言葉にせず注いできた気づかいの形を、心が思い出しているとも読めます。これは推察ですが、何を包んでいるのか自分でも分からない風呂敷包みを抱えていた夢は、名前のつかない責任や期待を、とりあえず一つにまとめて運んでいる心の姿でしょう。
目覚めた朝にできること
身近な人へ、ちょっとした物を丁寧に包んで渡してみてください。包む数分間は、相手に伝えたい言葉を整える時間にもなります。
こんな場面なら
- ◎吉 もらう・見つける……新しい力や機会が手に入る兆し
- ▲注意 なくす・壊れる……その物が表すもの(立場・関係・自信)への不安
- 古い・汚れている……見直したい習慣や、手放す時期のサイン
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 風呂敷の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。包み隠すこと、大切な物を運ぶことの象徴。美しい風呂敷は良い知らせや贈り物、ほどける風呂敷は秘密が漏れる注意。
Q. 風呂敷の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 風呂敷の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 身近な人へ、ちょっとした物を丁寧に包んで渡してみてください。包む数分間は、相手に伝えたい言葉を整える時間にもなります。
あわせて読みたい夢の読み物
「物・道具」のほかの夢
※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。