
因幡の白兎 ― 「嘘」と「正しい手当て」が分けた明暗
鳥取市の白兎海岸一帯に伝わる因幡の白兎神話を記録する。ワニを騙した兎が皮を剥がれ、大国主の教えた手当てで回復する『古事記』の物語と、現在の白兎神社、嘘と正しい知識が対比される点についての考察をまとめた。縁結びの神社となった現在の姿にも触れる。

金縛りは、なぜ世界中で「胸の上に何かが乗る」体験として語られてきたのか
目は覚めているのに体が動かず、胸の上に何かが乗る。金縛りの体験談は、なぜ世界中で驚くほど似ているのか。不動明王の呪法に由来する名、オールドハグや夢魔の伝承、睡眠麻痺という医学の説明を公平に並べ、胸に乗る「誰か」の正体を当サイト独自の視点で考察する。

手相とは何か ― 手のひらの線は、なぜ人の運命や性格を映すと信じられてきたのか
手相とは何かを、初めての方にもやさしく解説。古代インド・中国・ギリシャに分かれる起源の諸説、近代手相術を広めたキロ、日本への伝わり方、生命線・頭脳線・感情線など7本の線の見方と、当サイトの選択式ツールの使い方を、独自の考察とともに詳しくまとめました。

龍神温泉 ― 修験者が見つけ、龍神のお告げが開いた湯
和歌山県田辺市龍神村の龍神温泉に伝わる開湯伝説を記録する。修験者・役小角が見つけた湯を、約百年後に空海が龍神のお告げで開いたとされる二段構えの由来と、現役の名湯としての姿、由来の語られ方について考察する。日本三美人の湯とされる由来にも触れる。

雷様はなぜ子どものへそを取るのか ― 鬼の姿の雷神と「くわばら」の呪文
「雷が鳴ったらおへそを隠せ」「くわばら、くわばら」。誰もが知る雷除けの言い伝えは、なぜへそを狙い、なぜ桑の原を唱えるのか。鬼の姿をした雷神像の成り立ちから菅原道真の雷神化までをたどり、空からの災いに向き合った人々の心を当サイト独自に考察する。

血液型占いとは何か ― 「A型は几帳面」はどこから来たのか、日本で育った俗説の歴史と科学と付き合い方
血液型占いとは何かを、初めての方にもやさしく解説。ABO式血液型の発見、古川竹二の1927年の説、能見正比古による普及、科学的な検証結果、ブラハラの問題まで、当サイト独自の考察とともに詳しくまとめました。当サイトの結果画面の見方も紹介します。

ツチノコ共和国 ― 過疎の村が「見つからない生き物」に賭けたもの
奈良県吉野郡下北山村に古くから伝わるツチノコ目撃談と、村人自身が1989年に立ち上げた「ツチノコ共和国」という村おこしの歴史を記録する。過疎に悩む山村がなぜ未確認生物を主役に選んだのか、懸賞金の背景とその後の展開を考察する。

下駄の鼻緒が切れると不吉なのはなぜか ― 夜の履物の禁忌と、野辺送りの草履の記憶
出かけようとした瞬間、下駄の鼻緒がぷつりと切れる。なぜそれが死の前触れとまで言われたのか。夜に新しい履物をおろすなという禁忌、葬列の草履を墓や辻で脱ぎ捨てた習俗、下駄の天気占いまでをたどり、当サイト独自の考察で履物と死の関係を読み解く。

星座占いとは何か ― 12星座の由来と、誕生日ひとつで運勢を語る占いの歴史
星座占いとは何かを、初めての方にもやさしく解説。12星座の由来(バビロニアからギリシャ神話・黄道十二宮へ)、星座の境目と歳差のずれ、新聞・雑誌の星座占いが生まれた歴史、当サイトの結果画面の見方を、独自の考察とともに詳しくまとめました。

城崎温泉 ― 一羽の鳥と一人の僧侶、二つの開湯伝説
兵庫県豊岡市の城崎温泉に伝わる、傷ついたコウノトリが湯で癒えたという開湯伝説と、僧侶・道智上人の千日の祈りによる伝説を記録する。二つの由来が並んで語り継がれてきた理由と、現役の外湯「鴻の湯」の今も紹介する。外湯めぐりで知られる温泉街の今にも触れる。