○ 心を映す夢 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます
人の心を読んで逆らう小鬼。素直になれない自分や、本音と反対のことをしてしまう心の表れとされる。
心理学から見ると
天邪鬼の夢は、本当は求めているのに「いらない」と言ってしまうような、本音と行動のねじれを映すと読めます。ユングの言う「影」、つまり認めたくない自分の一面が、いたずら好きな小鬼の姿を借りて現れたとも考えられます。天邪鬼に邪魔をされた夢なら、誰かの素直でない態度に振り回されている状態。自分が天邪鬼になっていたなら、甘えたい気持ちを隠すために、わざと反対のことをしている自覚が芽生えているのかもしれません。
言い伝えと歴史
天邪鬼は、人の心を探ってわざと反対のことをする小鬼として語られます。昔話「瓜子姫」では、留守番の姫をだまして成り代わる悪役として登場し、地域によって結末が大きく異なります。寺の四天王像に踏まれている小鬼を天邪鬼と呼ぶことも広く知られています。名前の由来については、神話に登場し、人の心を探る女神とされる天探女(あまのさぐめ)とする説があります。
当サイトの考察
当サイトの見方では、四天王に踏まれながらも消されずに残っている姿こそ、天邪鬼の本質です。ひねくれた心は退治するものではなく、踏みしめて付き合っていくもの。瓜子姫の話で天邪鬼が姫に成り代わるのは、素直でない心がいつの間にか本来の自分の顔をして振る舞う怖さを語っているとも読めます。夢で天邪鬼に言い返せたなら、自分のねじれを笑って受け止められる時期が来ています。
当サイトの見方:もう一歩深く
「天邪鬼」という言葉は、わざと人と反対のことを言う子どもや、素直になれない人を指して、今も日常の中でよく使われます。叱られると余計に反発したくなった思春期の自分を、ふと思い出す人もいるでしょう。当サイトの見方では、天邪鬼の夢では、その小鬼の顔が誰に似ていたかが手がかりになります。幼い頃の自分に似ていたなら、あの頃に言えなかった「本当はこうしてほしかった」という気持ちが、まだ心の中に残っています。家族や身近な人に似ていたなら、その人との関係で、売り言葉に買い言葉のようなすれ違いが続いているのかもしれません。また、夢の中で天邪鬼にあべこべのことを言われていたなら、周りの助言を素直に聞けない自分に、どこかで気づいている状態です。これは推察ですが、天邪鬼と一緒に笑っていた夢は、ひねくれた自分も含めて自分なのだと受け入れ始めた印だと当サイトは考えます。反発する力は、言い換えれば、流されない強さでもあります。
目覚めた朝にできること
最近「本当はそうしたかったのに、逆のことを言った」場面を一つ思い出してください。今日、その本音を小さく一度だけ口にしてみると、心のねじれが少しほどけます。
こんな場面なら
- ◎吉 味方になる・宝をくれる……座敷わらしの言い伝えのように、福が来る兆し
- ▲注意 化かされる・さらわれる……見えていない罠や、人の言葉への注意
- 正体が分かる……恐れていたことの中身が見えて、不安が消える兆し
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. 天邪鬼の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます。人の心を読んで逆らう小鬼。素直になれない自分や、本音と反対のことをしてしまう心の表れとされる。
Q. 天邪鬼の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 天邪鬼の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 最近「本当はそうしたかったのに、逆のことを言った」場面を一つ思い出してください。今日、その本音を小さく一度だけ口にしてみると、心のねじれが少しほどけます。
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