○ 心を映す夢 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます
悪い夢を食べるとされる伝説の獣。獏の夢は、悩みや怖い記憶が片づいていく兆しと読める。
心理学から見ると
悪夢を食べるとされる獏が夢に出てくるのは、心がつらい記憶や不安を整理しようとしている表れと読めます。睡眠、特にレム睡眠には、感情を伴う記憶を処理し、角を取る働きがあると考えられています。獏の姿は、その「心の後片づけ」が進んでいることを示す象徴とも受け取れます。
言い伝えと歴史
獏はもともと中国の伝説の獣で、その皮や絵には邪気を払う力があるとされていました。日本では悪い夢を食べる獣として広まり、江戸時代には正月の宝船の絵に「獏」の字を書いて枕の下に敷き、悪い初夢を防ぐ習わしもありました。象のような長い鼻を持つ姿で描かれることが多く、実在の動物のバクの名前もここに由来します。
当サイトの考察
当サイトの見方では、獏が「何を食べていたか」が大切です。見覚えのある悪夢や嫌な記憶を食べていたなら、長く苦しんできたことに区切りがつきつつある印。けれど、楽しい思い出まで食べていたなら要注意です。つらいことを忘れようとするあまり、大切な記憶ごと心に蓋をしていないか、振り返ってみてください。
当サイトの見方:もう一歩深く
獏は、象のような鼻、犀のような目、牛のような尾、虎のような足を持つと描かれることがあり、さまざまな動物を寄せ集めた不思議な姿で伝えられてきました。どの動物にも似ていて、どれでもない姿だからこそ、人の手に負えない悪夢を引き受ける役目を任されたのかもしれません。当サイトの見方では、獏の夢を見る人は、怖い夢や嫌な記憶を誰かに肩代わりしてほしいと願うほど、ひとりで抱え込んでいる時期にあることが多いように思われます。場面の違いにも注目してください。子どもの枕元に獏がいたなら、家族を守りたい気持ちや、身近な人の不安を気にかけている印。獏が自分の後をついてきたなら、心の後片づけを手伝ってくれる存在がそばにいることの表れです。獏が満腹そうに眠っていたなら、心配ごとに一区切りがついた安心感でしょう。これは推察ですが、獏を夢に呼ぶのは、悪夢そのものよりも「もう大丈夫だと思いたい」という願いのほうなのだと当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
寝る前に、今日よかったことを一つだけ書き留める習慣を始めてみてください。枕元を整えることも、昔ながらの悪夢よけの一つです。
こんな場面なら
- ◎吉 味方になる・宝をくれる……座敷わらしの言い伝えのように、福が来る兆し
- ▲注意 化かされる・さらわれる……見えていない罠や、人の言葉への注意
- 正体が分かる……恐れていたことの中身が見えて、不安が消える兆し
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. 獏の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます。悪い夢を食べるとされる伝説の獣。獏の夢は、悩みや怖い記憶が片づいていく兆しと読める。
Q. 獏の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 獏の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 寝る前に、今日よかったことを一つだけ書き留める習慣を始めてみてください。枕元を整えることも、昔ながらの悪夢よけの一つです。
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