○ 心を映す夢 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます
自分の意思が尊重されていない感覚や、流されている状況の象徴とされる。
心理学から見ると
さらわれる夢は、自分の意思とは関係なく物事が決められていく感覚を映していると読めます。仕事や家庭で自分の意見が通らない、流れに逆らえないと感じているときに見やすいとされます。さらった相手が誰かより、どこへ連れて行かれたかが大切な手がかりです。
言い伝えと歴史
日本では、子どもが天狗にさらわれた、山の者に連れて行かれたという話が各地に伝わります。また中世の語り物には、人買いにさらわれて離ればなれになった姉弟の物語があり、人がさらわれる恐怖は古くから身近なものとして語られてきました。夕暮れ時に子どもを外に出さない戒めも、その名残と言われます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、さらわれる夢は「連れて行かれた先が見知らぬ場所だったか、懐かしい場所だったか」で読みます。見知らぬ場所なら、望まない変化に押し流されている不安。懐かしい場所なら、心のどこかで今の場所から連れ出してほしいと願っているのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
さらわれる夢では、車に乗せられる、目隠しをされる、気づいたら知らない部屋にいるなど、自分で行き先を選べない場面が続きます。現実の暮らしでも、仕事の予定や周りの都合に一日を丸ごと持っていかれ、「自分の時間をさらわれた」と感じることはあるでしょう。当サイトの見方では、この夢は「連れ去られるときにどう振る舞ったか」に今の心の状態が出ます。必死に抵抗していたなら、自分の意思を守ろうとする力がまだ十分に残っている印。声も出せずに従っていたなら、流れに逆らう気力が弱っている、あるいは逆らっても無駄だと感じている状態とも読めます。不思議と怖さがなく、どこか自分からついていった夢は、今の場所から誰かに連れ出してほしいという、ひそかな願いの表れかもしれません。目隠しをされていた夢は、先の見通しが立たないまま決断を迫られている不安でしょう。これは推察ですが、自分の予定を人に合わせてばかりいる人ほど、この夢を通して「自分の時間を取り戻したい」という気持ちを知らされていると当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
今日、誰かに合わせて決めていることを一つ思い浮かべ、「本当はどうしたいか」を一行だけメモしてください。自分の意思を言葉にするだけで、流されている感覚が少し軽くなります。
こんな場面なら
- ◎吉 うまくいく・逃げ切る……現実の課題を乗り越える力がある
- ▲注意 うまくいかない・捕まる……追い詰められている気持ちの表れ。休む・頼るのサイン
- 何度も同じことをくり返す……解決していない問題が心に残っている
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. さらわれる夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます。自分の意思が尊重されていない感覚や、流されている状況の象徴とされる。
Q. さらわれる夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. さらわれる夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日、誰かに合わせて決めていることを一つ思い浮かべ、「本当はどうしたいか」を一行だけメモしてください。自分の意思を言葉にするだけで、流されている感覚が少し軽くなります。
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