◎ 吉夢 言い伝えでは吉とされる夢
不吉に見えて実は「終わりと再出発」を表す転機の夢。古いものを手放せば新しい流れが来る兆し、怖さが強い夢は変化への抵抗を示す。
心理学から見ると
死神のカードの夢は、「何かが終わる」という予感が心に届いている表れと読めます。心理学的には、死のイメージは実際の死ではなく、役割や関係、古い自分の終わりを表すことが多いとされます。カードを怖がったか、落ち着いて眺めたかで、変化を拒んでいるのか受け入れつつあるのかが分かります。
言い伝えと歴史
タロットは十五世紀のイタリアで遊びのカードとして生まれ、十八世紀ごろのフランスで占いや神秘思想と結びつけられたとされます。大アルカナの十三番目にあたる死神のカードは、不吉な絵柄に反して、占いでは終わりと再生、大きな転換を意味するのが一般的です。
当サイトの考察
当サイトの見方では、死神のカードの夢は「正位置か逆位置か」で読むとよいでしょう。まっすぐ出ていたなら、手放す時期をあなた自身が知っています。逆さまだったなら、終わらせるべきものにしがみつき、変化を先延ばしにしているのかもしれません。骸骨の後ろに朝日や花が描かれていたなら、その先の再生がすでに見えている印とも考えられます。
当サイトの見方:もう一歩深く
タロットは、もともと十五世紀ごろのイタリアで遊ばれていたカードゲームから生まれ、占いの道具として広く使われるようになったのは、もっと後の時代だといわれます。死神のカードは十三番目に置かれ、大鎌を持つ骸骨の姿で描かれることが多いものの、占いの世界では、終わりと同時に新しい始まりを告げる札として読まれてきました。当サイトの見方では、この夢では、死神のカードを「どう引いたか」が読みの鍵になります。自分でカードをめくって死神が出た夢は、心の奥では、何かを終わらせる時期が来たと自分で分かっている状態。誰かに引いてもらったカードが死神だった夢は、周りの人や状況によって、変化が持ちこまれている印でしょう。これは推察ですが、死神のカードを手に取り、絵柄をじっくり眺めていた夢は、怖さを越えて、終わりの中にある意味を理解しようとしている心を示していると当サイトは考えます。カードを裏返して見なかったことにした夢なら、変わることへの抵抗が、まだ強いのかもしれません。終わらせたい習慣を一つ書き出してみるのもよいでしょう。
目覚めた朝にできること
今日は、もう使っていない物や続けるだけになっている習慣を一つ選び、手放してみてください。小さな終わりを自分で選ぶことで、大きな変化も怖くなくなります。
こんな場面なら
- ◎吉 不思議な体験を楽しんでいる……直感が冴えている時期
- ▲注意 怖くて逃げられない……説明のつかない不安に振り回されている
- 自分が不思議な力を使う……眠っている才能や、変わりたい気持ちの表れ
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. タロットの死神の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは吉とされる夢。不吉に見えて実は「終わりと再出発」を表す転機の夢。古いものを手放せば新しい流れが来る兆し、怖さが強い夢は変化への抵抗を示す。
Q. タロットの死神の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. タロットの死神の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は、もう使っていない物や続けるだけになっている習慣を一つ選び、手放してみてください。小さな終わりを自分で選ぶことで、大きな変化も怖くなくなります。
あわせて読みたい夢の読み物
「怪異・不思議」のほかの夢
※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。