▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
高い理想や厳しい試練の象徴。遠くに美しく見えれば憧れの高まり、中で凍えるなら孤独や心の冷えへの注意とされる。
心理学から見ると
雪山の夢は、清らかで近寄りがたいものへの憧れと、その厳しさへの恐れが同居する夢と読めます。白一色の景色は余計なものをそぎ落とした理想の姿として現れやすく、一方で寒さや吹きさらしの感覚は、支えのない状態で頑張っている心細さを表すとも考えられます。
言い伝えと歴史
雪深い山には、雪女のように吹雪の夜に現れる存在の言い伝えが残っています。また冬の山は、山の神の領分として人が立ち入るのを慎む時期とされる地域もありました。美しさと死の近さが隣り合う場所として、雪山は畏れの対象でもあったのです。
当サイトの考察
当サイトの見方では、雪山の夢は「音」に注目すると読みやすくなります。しんと静まり返っていたなら、心を落ち着かせたい、ひとりで考える時間が欲しいという願い。風がうなっていたなら、周囲の厳しい声に耐えている状態です。雪の上に自分以外の足跡を見つけたなら、同じ道を先に歩いた誰かの助言が役に立つ時かもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
晴れた冬の朝、雪山の頂が朝日を受けて淡い紅色に染まる光景は、登山者のあいだでモルゲンロートと呼ばれ、特別な美しさとして語られます。当サイトの見方では、雪山の夢で、その山がどんな光に照らされていたかに、理想への気持ちの温度が表れます。朝日に赤く染まっていたなら、厳しく見えた目標にも、温かな希望の光が差し始めている印です。青白い月明かりの下にあったなら、憧れは強いものの、まだ遠く冷たい存在として心の中にあるのでしょう。仲間とロープでつながって雪の斜面を登っていたなら、互いの命を預け合うような深い信頼で結ばれた関係を求めている、あるいはすでに持っていると読めます。スキーやそりで雪山を滑り降りていたなら、厳しさの中にも楽しみを見つけられる、しなやかな強さがあります。誰かの足跡をたどって登っていたなら、先を行く人の経験を頼りに、困難な道を進もうとしている時期です。これは推察ですが、この夢は、高い理想を掲げる人が、その厳しさを怖がりながらも、どこかで美しいと感じている心の表れではないでしょうか。
目覚めた朝にできること
今日は体と心を温めることを優先してください。温かい飲み物を用意して、ひとりで抱えている目標を信頼できる人に一つだけ話してみると、雪山の寒さが和らぎます。
こんな場面なら
- ◎吉 穏やか・澄んでいる……心が落ち着き、物事が順調に流れる兆し
- ▲注意 荒れている・飲み込まれる……感情があふれそう、または周りの変化に振り回されている
- 眺めているだけ……変化を少し離れた所から見ている。準備の時期
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 雪山の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。高い理想や厳しい試練の象徴。遠くに美しく見えれば憧れの高まり、中で凍えるなら孤独や心の冷えへの注意とされる。
Q. 雪山の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 雪山の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は体と心を温めることを優先してください。温かい飲み物を用意して、ひとりで抱えている目標を信頼できる人に一つだけ話してみると、雪山の寒さが和らぎます。
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