▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
抑えきれない感情や、積み上げたものが一気に変わる予感の象徴。遠くで燃えていれば周囲の騒動、近くなら自分の怒りや焦りへの注意とされる。
心理学から見ると
山火事の夢は、広い範囲に燃え広がる炎の姿から、抑えきれなくなった怒りや情熱、あるいは周囲で広がる混乱を映すと読めます。一度火がつくと人の力では止めにくいという性質が、自分でも収拾のつかない状況への不安と重なることもあります。燃えていたのが自分の知る山かどうかも手がかりです。
言い伝えと歴史
一方で日本には、春先に枯れ草を焼いて新しい芽吹きを促す「山焼き」や「野焼き」の行事が各地に伝わります。火は破壊であると同時に、古いものを払い再生を呼ぶ力でもありました。夢占いでも、山火事は大きな変化の後に新しい芽が出る兆しと読まれることがあります。
当サイトの考察
当サイトの見方では、炎の「色」と「煙」に注目します。赤々と明るい炎なら、激しくても前向きな情熱が燃えています。黒い煙ばかりが立ちのぼっていたなら、表に出せずくすぶっている不満が心を曇らせているのでしょう。火が消えた後の焼け跡を歩いていたなら、もう終わった出来事の後始末を心がしている最中と読めます。
当サイトの見方:もう一歩深く
山火事の夢では、炎そのものより、その周りで何が起きていたかに目を向けると、心の状態が見えてきます。当サイトの見方では、山から鹿や鳥などの生き物が一斉に逃げてくる場面を見たなら、あなたの周りの人たちも何かの変化を察して動き始めていて、その空気を敏感に感じ取っている印です。ヘリコプターや消防の人々が懸命に火を消そうとしていたなら、大きな問題に対しても、力を合わせて立ち向かう仕組みや仲間が身近にあることを、心が信じているのでしょう。あなた自身がバケツや枝で火を消そうとしていたなら、手に負えない状況を一人で何とかしようとしている姿で、助けを呼ぶことも大切だと夢が伝えているのかもしれません。風向きが変わって炎がこちらへ向かってきたなら、遠くの出来事だと思っていたことが、自分の問題として迫ってくる予感と読めます。風が反対へ吹いて火が遠ざかったなら、今回の騒ぎはあなたを避けて通っていくのでしょう。これは推察ですが、この夢は、周りで広がる対立や噂に巻き込まれまいと身構えている人が見やすいのではないでしょうか。
目覚めた朝にできること
今日は感情が高ぶったら、返事や決断をすぐにせず一呼吸置いてください。怒りや焦りを紙に書き出すと、燃え広がる前に火の手を小さくできます。
こんな場面なら
- ◎吉 穏やか・澄んでいる……心が落ち着き、物事が順調に流れる兆し
- ▲注意 荒れている・飲み込まれる……感情があふれそう、または周りの変化に振り回されている
- 眺めているだけ……変化を少し離れた所から見ている。準備の時期
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 山火事の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。抑えきれない感情や、積み上げたものが一気に変わる予感の象徴。遠くで燃えていれば周囲の騒動、近くなら自分の怒りや焦りへの注意とされる。
Q. 山火事の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 山火事の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は感情が高ぶったら、返事や決断をすぐにせず一呼吸置いてください。怒りや焦りを紙に書き出すと、燃え広がる前に火の手を小さくできます。
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