▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
行動力や前進、仕事運の象徴。颯爽と走る馬は物事がスムーズに進む兆し、暴れ馬は感情のコントロールへの注意とされる。
心理学から見ると
馬の夢は、前へ進む力や行動力、そして自分の中の衝動や感情を映していると読めます。人が乗りこなす動物であることから、夢の中で馬を思い通りに操れたかどうかは、今の自分が感情や状況をどれだけコントロールできているかの目安と考えられます。
言い伝えと歴史
日本では古くから、馬は神の乗り物とされ、神社に生きた馬を奉納する習わしがありました。やがて木や板に描いた馬で代えるようになり、これが今の絵馬の始まりと言われています。また午は十二支の一つで、各地の祭りでも馬は神聖な存在として大切にされてきました。
当サイトの考察
当サイトの見方では、馬の夢は「手綱を握っていたのが誰か」で読み分けます。自分で握っていたなら、進む方向を自分で決められている印。誰かに引かれていたなら、他人の決めた道を歩いている感覚があるのでしょう。乗り手のいない馬が走り去ったなら、見送ったチャンスや、置いてきた情熱を思い出す時かもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
馬は、目が顔の横についているため、ほぼ真後ろ近くまで見渡せるほど視野が広い一方、真後ろは見えにくく、そこから急に近づかれると驚きやすい動物です。また、立ったままうとうとと休むことができることでも知られています。当サイトの見方では、馬の夢は「周りがよく見えているのに、どこか気が休まらない状態」を映すことがあると考えます。広い草原を見渡す馬を見ていたなら、先の見通しが立っている時期。立ったまま眠る馬を見ていたなら、休んでいるつもりでも心の底では警戒を解けずにいるのかもしれません。中国の故事「人間万事塞翁が馬」では、逃げた馬が良い馬を連れて帰り、その馬から息子が落ちてけがをし、そのけがのおかげで戦に出ずに済んだと語られます。幸と不幸は簡単に入れ替わるという教えです。これは推察ですが、夢で馬に逃げられて悲しかったなら、今の損失が、思いがけない形で次の何かにつながる途中にいるのかもしれません。
目覚めた朝にできること
今日は、自分の意思で決められることを一つ選び、人に相談せずに決めてみてください。小さな決断を重ねることが、手綱を取り戻す練習になります。
こんな場面なら
- ◎吉 近づいてくる・なついてくる……味方や助けが近づいている兆し
- ▲注意 襲ってくる・噛まれる……抑えている感情や、身近な人との摩擦への注意
- 死んでいる・弱っている……その動物が表す力(本能・元気)が落ちているサイン
- 大きい・白い・金色……意味が強まる。白や金は吉の度合いが上がるとされる
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 馬の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。行動力や前進、仕事運の象徴。颯爽と走る馬は物事がスムーズに進む兆し、暴れ馬は感情のコントロールへの注意とされる。
Q. 馬の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 馬の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は、自分の意思で決められることを一つ選び、人に相談せずに決めてみてください。小さな決断を重ねることが、手綱を取り戻す練習になります。
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