◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
小さな損失や、気づかないうちに削られていくものへの注意とされる。一方、子(ね)は十二支の始まりで、繁栄の兆しと読む見方もある。
心理学から見ると
ネズミの夢は、気づかないうちに少しずつ削られていくもの、たとえば時間やお金、気力への不安を映していると読めます。小さく素早い動物であることから、目立たない不安や、心の隅で気になっている細かな問題の象徴とも考えられます。ネズミの数が問題の多さの目安です。
言い伝えと歴史
日本ではネズミは大黒天の使いとされ、米俵とともに描かれることも多く、豊かさや子孫繁栄の象徴とされてきました。十二支の物語では、牛の背中に乗って最初に神のもとへ着いたとも語られます。一方で、蔵の米をかじる害獣でもあり、福と損の両面を持つ存在でした。
当サイトの考察
当サイトの見方では、ネズミの夢は「ネズミがどこにいたか」で読み分けます。台所や蔵にいたなら、家計や生活の小さな無駄に気づく時。天井裏で音だけがしていたなら、見えないところで進んでいる問題や、人の噂を気にしている印です。ネズミが米や餌を運んでいたなら、小さな蓄えが実り始めていると考えます。
当サイトの見方:もう一歩深く
ネズミの前歯は一生伸び続けるため、硬いものをかじって削り続けなければならないといわれます。家の柱や電線までかじってしまうのは、いたずらではなく、そうしなければ生きていけない体の仕組みのためなのです。当サイトの見方では、ネズミの夢は「止まりたくても止まれない状態」を映すことがあると考えます。休みの日にも何か手を動かしていないと落ち着かない、予定がないと不安になる。そんな気持ちを抱えた人が、何かをかじり続けるネズミの夢を見ることがあるのかもしれません。追い詰められたネズミが猫に飛びかかる「窮鼠猫を噛む」という言葉もあります。夢の中で、逃げ場を失ったネズミが反撃してきたなら、あなた自身が限界に近いところまで我慢している印です。逆に、ネズミを追い詰める側にいたなら、知らないうちに誰かを追い込んでいないか振り返る時でしょう。これは推察ですが、ネズミが巣穴に戻って静かに丸くなった夢は、小さくても自分だけの安心できる場所が見つかりつつある知らせだと考えます。
目覚めた朝にできること
今日はサブスクリプションや小さな出費を一つ見直してください。少しずつ削られているものに気づくことが、ネズミの夢を福に変える第一歩です。
こんな場面なら
- ◎吉 近づいてくる・なついてくる……味方や助けが近づいている兆し
- ▲注意 襲ってくる・噛まれる……抑えている感情や、身近な人との摩擦への注意
- 死んでいる・弱っている……その動物が表す力(本能・元気)が落ちているサイン
- 大きい・白い・金色……意味が強まる。白や金は吉の度合いが上がるとされる
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. ネズミの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。小さな損失や、気づかないうちに削られていくものへの注意とされる。一方、子(ね)は十二支の始まりで、繁栄の兆しと読む見方もある。
Q. ネズミの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. ネズミの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日はサブスクリプションや小さな出費を一つ見直してください。少しずつ削られているものに気づくことが、ネズミの夢を福に変える第一歩です。
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