◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
竹刀で打ち合う夢は、けじめや精神の鍛錬の象徴。一本を取れば決断の成功、打たれれば迷いへの注意とされる。
心理学から見ると
剣道の夢は、気持ちを張りつめて一瞬の機会を待つ緊張感や、礼儀と規律の中で自分を律しようとする心を映すと読めます。面をつけて相手の顔が見えなかったなら、相手の本心が読めない不安。構えたまま動けなかったなら、決断の時が来ているのに踏み出せない迷いの表れとも考えられます。
言い伝えと歴史
剣道は武士の剣術を源とし、竹刀と防具を使って安全に打ち合う形で受け継がれてきました。「礼に始まり礼に終わる」といわれ、打った後も気を抜かずに備える「残心」が重んじられます。日本では剣そのものも神聖視され、夢占いでは迷いを断ち切る力の象徴とされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、剣道の夢は「打った後」に本当の意味が出ます。一本を取った瞬間に喜んで気を抜いたなら、目の前の成功に油断が生まれやすい時期かもしれません。静かな道場で、誰もいないのに誰かと向き合っている気配だけがあったなら、それは過去の自分との、まだ決着のついていない稽古なのだと考えます。
当サイトの見方:もう一歩深く
剣道の稽古では、竹刀の音とともに大きな掛け声が道場に響きます。打つ部位の名を叫びながら打ち込むのは、気持ちと体と剣を一つにするためとされ、声が出ていなければ一本と認められないこともあります。当サイトの見方では、夢の中で声が出せたかどうかに注目します。腹の底から気合を出せていたなら、自分の意思をはっきり示す準備が整っている状態。声がかすれて出なかったなら、言うべきことを飲み込み続けて、心の中で竹刀を振りきれずにいる印です。冬の早朝の寒稽古のように、冷えた床を素足で踏みしめていたなら、厳しい状況でも自分を律しようとしている姿でしょう。これは推察ですが、学生時代に剣道をしていた人が大人になってこの夢を見るとき、防具の重さや汗の匂いとともに、礼を重んじていた頃の自分を思い出し、今の自分の振る舞いを静かに見つめ直していることがあると当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
今日一つ何かを終えたら、すぐ次へ移らずに一呼吸おいて振り返ってください。それが日常の「残心」です。見落としに気づけることがあります。
こんな場面なら
- ◎吉 うまくいく・逃げ切る……現実の課題を乗り越える力がある
- ▲注意 うまくいかない・捕まる……追い詰められている気持ちの表れ。休む・頼るのサイン
- 何度も同じことをくり返す……解決していない問題が心に残っている
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 剣道の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。竹刀で打ち合う夢は、けじめや精神の鍛錬の象徴。一本を取れば決断の成功、打たれれば迷いへの注意とされる。
Q. 剣道の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 剣道の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日一つ何かを終えたら、すぐ次へ移らずに一呼吸おいて振り返ってください。それが日常の「残心」です。見落としに気づけることがあります。
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