▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
答えの見えない迷いの象徴。出口を見つける夢は、悩みの解決が近い兆しとされる。
心理学から見ると
迷路から出られない夢は、答えの見えない問題の中でぐるぐると考え続けている状態と読めます。同じ場所に戻ってしまう感覚は、同じ考えを繰り返す反すうに近いとも考えられます。壁の高さや道の暗さは、その悩みの重さを、出口の有無は見通しの立ち具合を映すと読めます。
言い伝えと歴史
ギリシャ神話では、クレタ島の迷宮に怪物ミノタウロスが閉じ込められ、英雄テセウスは糸をたどって脱出したとされます。日本でも、千葉県市川市の八幡の藪知らずのように、入ると出られなくなると言い伝えられる場所があります。迷う場所は、昔から異界の入口として恐れられてきました。
当サイトの考察
当サイトの見方では、迷路の夢では「誰かの声や手がかりがあったか」を思い出してください。テセウスの糸のように、たどれるものがあったなら、解決の鍵はすでに身近な人や経験の中にあります。何もなく一人きりだったなら、助けを求めること自体をためらっているのかもしれません。出口は、案外入ってきた場所なのかもしれないと考えます。
当サイトの見方:もう一歩深く
迷路の夢は、生け垣の迷路のような分かりやすい形だけでなく、デパートの売り場や大きな駅の地下通路、病院の長い廊下など、現代の建物の中で迷う形でもよく現れます。当サイトの見方では、こうした夢は、選択肢や情報が多すぎて、どれを選べばよいか分からなくなっている状態と読めます。案内表示があるのに読めない、矢印のとおりに進んでも同じ場所に戻ってしまうなら、人から与えられた助言やルールが、今の自分には合っていないのかもしれません。また、迷路を上から見下ろしているような視点に変わる夢もあります。これは推察ですが、それは悩みの渦中から一歩引いて、全体を落ち着いて見渡せる力が育ち始めている印だと思います。一緒にいた人とはぐれてしまう夢なら、同じ方向を目指していたはずの相手と、考え方がずれてきていることへの不安でしょう。迷路の夢は、出口を探すことより、今の自分にどれだけの道が見えているかを教えてくれます。
目覚めた朝にできること
悩んでいることを一つ、誰かに三分だけ話してみてください。話しながら整理すると、自分で思っていたより出口が近いことに気づけます。
こんな場面なら
- ◎吉 明るい・広い・きれい……心に余裕がある、よい方向へ進んでいる
- ▲注意 暗い・狭い・荒れている……閉じ込められた気持ちや、疲れの表れ
- 出られない・迷う……進む道に迷っている。焦らず立ち止まる時期
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 迷路・出られない夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。答えの見えない迷いの象徴。出口を見つける夢は、悩みの解決が近い兆しとされる。
Q. 迷路・出られない夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 迷路・出られない夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 悩んでいることを一つ、誰かに三分だけ話してみてください。話しながら整理すると、自分で思っていたより出口が近いことに気づけます。
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※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。