◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
人生のステップの象徴。上る階段は運気の上昇、下る階段は一度立ち止まって見直す時期を示すとされる。
心理学から見ると
階段は、一段ずつしか進めない道です。階段の夢は、急な飛躍ではなく積み重ねで状況が変わっていく感覚、あるいはその遅さへの焦りを映すと読めます。息を切らしながら上っていたなら、努力の負担を感じている状態。地下へ下りていく階段は、心の奥にしまった記憶や本音へ近づこうとしている表れです。手すりをつかんでいたなら、支えてくれる人や習慣がある安心とも考えられます。
言い伝えと歴史
旧約聖書には、ヤコブが夢の中で天まで届く梯子を見、天使たちが上り下りしていたという話があります。天と地をつなぐ階段は、神聖な世界への道でした。日本の神社には、急な男坂と緩やかな女坂という二つの参道を持つところがあり、同じ場所へ違う登り方ができます。学校の怪談では、夜に数えると一段増える階段が語られます。夢占いでは、上る階段は運気の上昇、踏み外す夢は焦りへの注意とされます。
当サイトの考察
当サイトの見方では、階段の夢で気にしたいのは「段の数を数えていたかどうか」です。数えながら上っていたなら、あなたは結果を急ぎ、成果を目に見える形で確かめたがっている。数え直すたびに段数が変わる階段は、自分の努力を正しく評価できなくなっている心の怖さです。男坂と女坂のように、急な道と緩い道のどちらを選んでも辿り着く場所は同じ。夢は、登り方を変えてもいいと告げているのかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
階段の夢には、まっすぐな階段だけでなく、ぐるぐると回る螺旋階段や、途中で途切れている階段、手すりのない階段などさまざまな形があります。当サイトの見方では、螺旋階段を上り続ける夢は、同じような場面をくり返しながらも、少しずつ高いところへ進んでいる成長の姿と読めます。景色が少しずつ変わっていたなら、遠回りに見えても確かに前進しているのでしょう。反対に、途中で段がなくなっている階段は、計画の先が見えない不安や、ここから先は自分で道を作らなければならないという心細さの表れかもしれません。手すりのない階段を慎重に上っていた夢は、支えてくれる人や仕組みがない中で一人で頑張っている状態とも考えられます。また、エスカレーターを逆向きに歩いていた夢は、周りの流れに逆らって進もうとしている苦労を映しているのでしょう。これは推察ですが、階段の踊り場で一息ついていた夢は、上へ急ぐより今は立ち止まってよいと、心が許可を出しているのだと思います。
目覚めた朝にできること
エレベーターではなく階段を一度だけ使い、上り切ったところで深呼吸をしてください。そのあと、この一年で積み上げたことを三つ書き出してみましょう。
こんな場面なら
- ◎吉 明るい・広い・きれい……心に余裕がある、よい方向へ進んでいる
- ▲注意 暗い・狭い・荒れている……閉じ込められた気持ちや、疲れの表れ
- 出られない・迷う……進む道に迷っている。焦らず立ち止まる時期
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 階段の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。人生のステップの象徴。上る階段は運気の上昇、下る階段は一度立ち止まって見直す時期を示すとされる。
Q. 階段の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 階段の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. エレベーターではなく階段を一度だけ使い、上り切ったところで深呼吸をしてください。そのあと、この一年で積み上げたことを三つ書き出してみましょう。
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