▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
異なる要素を組み合わせる創造の象徴。うまく混ざれば協力や新しい発想が実る兆し、分離するのは不調和への注意。
心理学から見ると
混ぜる夢は、別々のものを一つにする行為から、異なる考えや人、役割をまとめたいという気持ちを映すと読めます。ユングは錬金術の研究を通して、相反するものが結びつき新しいものが生まれる過程を心の成長になぞらえました。夢の中の混ぜ物も、心の中で対立していたものを統合しようとする動きと読めるかもしれません。
言い伝えと歴史
料理や薬の調合、絵の具の色づくりなど、混ぜることは人の暮らしと創造の基本でした。昔から秘伝の配合は家や店の宝とされ、容易に明かされないものでした。夢占いでは、うまく混ざる夢は人間関係の調和、混ざらず分離する夢は意見の食い違いを示すとされることがあります。
当サイトの考察
当サイトの見方では、混ぜる夢は「混ぜた後の色」で読み分けます。きれいな新しい色が生まれたなら、あなたの中の相反する思いが一つになり始めています。どんどん濁った色になっていった夢は、あれもこれもと抱え込みすぎて、自分の本来の色を見失いかけている知らせかもしれません。
当サイトの見方:もう一歩深く
マヨネーズを手作りするとき、卵黄に油を一度に入れると分離してしまい、少しずつ加えながら混ぜ続けることで、ようやくなめらかにまとまります。本来混ざりにくいもの同士を一つにするには、急がず、手を止めずに混ぜる根気が必要なのです。料理に限らず、異なる人や考えをまとめる場面でも、同じことがいえるでしょう。当サイトの見方では、混ぜる夢を見る人は、性格や立場の違う人たちの間に立ち、どうにか一つにまとめようと気を配っている時期にいます。場面の違いにも注目してください。手で直接混ぜていたなら、自分の感覚を頼りに人間関係を調整しようとしている状態。機械で一気に混ぜていたなら、手間をかけずに早く結論を出したい焦りでしょう。誰かに勝手に混ぜられた夢は、自分の大切にしているものが、周りの都合で薄められていく不安かもしれません。これは推察ですが、いくら混ぜても終わりが見えなかった夢は、無理にまとめようとせず、混ざらないものを混ざらないまま置いておく選択肢を、心が示しているのでしょう。
目覚めた朝にできること
今抱えている予定や役割を書き出し、混ぜずに分けておいた方がいいものに線を引いてみてください。混ぜるものと分けるものの区別が見えてきます。
こんな場面なら
- ◎吉 うまくいく・逃げ切る……現実の課題を乗り越える力がある
- ▲注意 うまくいかない・捕まる……追い詰められている気持ちの表れ。休む・頼るのサイン
- 何度も同じことをくり返す……解決していない問題が心に残っている
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 混ぜる夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。異なる要素を組み合わせる創造の象徴。うまく混ざれば協力や新しい発想が実る兆し、分離するのは不調和への注意。
Q. 混ぜる夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 混ぜる夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今抱えている予定や役割を書き出し、混ぜずに分けておいた方がいいものに線を引いてみてください。混ぜるものと分けるものの区別が見えてきます。
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