○ 心を映す夢 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます
亡霊との恋の怪談。過去の恋や、執着から抜け出せない気持ちの象徴とされる。
心理学から見ると
亡霊との恋の夢は、終わった恋や失った人への思いが、まだ心の中で生きている状態と読めます。ユング心理学では、異性の姿で現れる無意識の像(アニマ・アニムス)が、自分の中の満たされない部分を映すとされます。惹かれながらも怖い、という二重の感情が夢の核になりやすいでしょう。
言い伝えと歴史
牡丹灯籠は、中国明代の怪異小説集『剪灯新話』の一編をもとにした怪談で、日本では江戸時代の翻案を経て、明治の落語家・三遊亭圓朝の語りで広く知られるようになりました。牡丹の灯籠を提げた女中お米を先に立て、娘お露が下駄の音を響かせて恋しい男のもとへ夜ごと通う場面が有名です。
当サイトの考察
当サイトの見方では、牡丹灯籠は「会いたい」と「会ってはいけない」がせめぎ合う話です。男はお札で身を守りながらも、心のどこかで戸を開けたかった。夢で灯籠の明かりが温かく見えたなら、過去の恋を美しい思い出として納める時期。冷たく青白く見えたなら、その執着が今の暮らしの明かりを奪っていないか確かめてください。
当サイトの見方:もう一歩深く
牡丹灯籠の怪談でよく知られているのは、夜ふけに下駄の「カランコロン」という音が近づいてくる場面です。姿より先に音で訪れを知らせる演出は、落語や芝居の中で、聞く人の想像をかき立ててきました。待ちわびる人の足音と、恐ろしいものの足音が、同じ音であるところにこの話の切なさがあります。当サイトの見方では、牡丹灯籠の夢を見る人は、ある人からの連絡や再会を、期待と不安の入り混じった気持ちで待っている状態かもしれません。夢の場面で読みは変わります。足音を聞いて胸が高鳴ったなら、終わったはずの思いがまだ温かく残っている印。足音に耳をふさいでいたなら、もう会わないほうがよいと頭では分かっているのでしょう。灯籠の明かりだけが遠ざかっていったなら、過去の恋が静かに心から離れていく場面です。これは推察ですが、自分が灯籠を持って誰かの家を訪ねていた夢は、相手を手放せずにいるのは自分の側だと気づく合図と当サイトは考えます。
目覚めた朝にできること
思い出の品や写真を一つだけ手に取り、「ありがとう」と言ってからしまい直してみてください。終わらせるのではなく、置き場所を決める作業です。
こんな場面なら
- ◎吉 味方になる・宝をくれる……座敷わらしの言い伝えのように、福が来る兆し
- ▲注意 化かされる・さらわれる……見えていない罠や、人の言葉への注意
- 正体が分かる……恐れていたことの中身が見えて、不安が消える兆し
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
よくある質問
Q. 牡丹灯籠の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 吉凶よりも、今の気持ちや状態を映す夢として読みます。亡霊との恋の怪談。過去の恋や、執着から抜け出せない気持ちの象徴とされる。
Q. 牡丹灯籠の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 牡丹灯籠の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 思い出の品や写真を一つだけ手に取り、「ありがとう」と言ってからしまい直してみてください。終わらせるのではなく、置き場所を決める作業です。
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