◇ 吉凶は場面しだい 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます
罪悪感や、償いと浄化への願いの表れ。煉獄を抜けて光に向かえば心の再生の兆し、同じ場所に留まり続ける夢は自分を責め過ぎているサイン。
心理学から見ると
煉獄の夢は、何かに対する罪悪感を抱えつつ、それを償いたい、清算したいという心の動きと読めます。地獄のような罰の場所ではなく、苦しみを通して清められる途中の場所であることが特徴で、自分を責めながらも前に進もうとしている状態を映していると考えられます。
言い伝えと歴史
煉獄は、主にカトリックの教えで、天国に入る前に魂が清められる場所とされてきました。十四世紀のイタリアの詩人ダンテの『神曲』では、煉獄は罪を清めながら登っていく山として描かれています。仏教の四十九日の考え方と比べられることもありますが、両者は別の教えです。
当サイトの考察
当サイトの見方では、煉獄の夢は「登っていたか、座り込んでいたか」で読み分けられます。少しずつでも上へ進んでいたなら、あなたの後悔はすでに償いの形に変わり始めています。座り込んで動けなかったなら、許されるべき以上に自分を罰し続けているのかもしれません。清めの炎は焼き尽くすためではなく、次へ進むためにあるとも考えられます。
当サイトの見方:もう一歩深く
カトリックの教えでは、煉獄は、亡くなった人の魂が天国に入る前に清められる場とされ、生きている人の祈りが、その魂を助けると考えられてきました。イタリアの詩人ダンテの『神曲』では、煉獄は海に浮かぶ高い山として描かれ、魂たちは段を一つずつ登りながら、自らを清めていきます。煉獄は閉じこめられる場所ではなく、上へ向かって歩み続ける場所として描かれているのです。当サイトの見方では、煉獄の夢は、罪悪感そのものより、「償いながら前へ進む」心の歩みを映しています。急な山道を、ほかの人々と一緒に一歩ずつ登っていた夢は、自分を責めるだけでなく、少しずつでも変わろうとしている状態。誰かが自分のために祈ってくれているのを感じた夢は、一人で抱えこんでいた後悔を、誰かと分かち合いたい気持ちの表れでしょう。これは推察ですが、山の上のほうに光が見えていた夢は、今の苦しさにも終わりがあると、心のどこかで信じられている印だと当サイトは考えます。自分を許すことも、また一つの歩みなのかもしれません。
目覚めた朝にできること
今日は、気にかかっている過ちを一つ思い浮かべ、謝る・直す・学ぶのうち、今できることを一つだけ実行してください。できないことは、今日は置いておいて構いません。
こんな場面なら
- ◎吉 不思議な体験を楽しんでいる……直感が冴えている時期
- ▲注意 怖くて逃げられない……説明のつかない不安に振り回されている
- 自分が不思議な力を使う……眠っている才能や、変わりたい気持ちの表れ
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 煉獄の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 同じ夢でも場面で吉にも凶にも読まれる夢。下の「こんな場面なら」で読み分けます。罪悪感や、償いと浄化への願いの表れ。煉獄を抜けて光に向かえば心の再生の兆し、同じ場所に留まり続ける夢は自分を責め過ぎているサイン。
Q. 煉獄の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 煉獄の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今日は、気にかかっている過ちを一つ思い浮かべ、謝る・直す・学ぶのうち、今できることを一つだけ実行してください。できないことは、今日は置いておいて構いません。
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