▽ 逆夢の言い伝えあり 見た印象と現実が逆になる「逆夢」と読まれることの多い夢
言いたいことを溜め込んでいる表れ。逆夢として、相手との関係が良くなる兆しと読まれることもある。
心理学から見ると
ケンカの夢は、起きているときに飲み込んだ言葉や不満が、夢の中で出口を見つけた状態と読めます。夢は感情を整理する働きを持つとされ、現実では言えない怒りを安全な場所で吐き出しているとも考えられます。相手が誰だったかより、何に腹を立てていたかが手がかりです。
言い伝えと歴史
夢占いでは、ケンカの夢は「逆夢」として、実際には相手との関係が良くなる兆しと読まれることが多いものです。また戦国時代の分国法には、争った双方を同じく罰する「喧嘩両成敗」の考え方が見られ、日本では争いそのものを避けようとする気風が古くからありました。
当サイトの考察
当サイトの見方では、ケンカの夢は「勝ったか負けたか」より「最後に何を言ったか」が大切です。言い負かして終わったなら、あなたは正しさを認めてほしいと願っています。言い返せずに終わったなら、飲み込みすぎた言葉が限界に近いのかもしれません。争いを避ける文化で育った人ほど、夢の中では激しく怒るものだと考えます。
当サイトの見方:もう一歩深く
ケンカの夢で意外に多いのが、今はもう会わなくなった人や、昔の友人と言い争う場面です。現実では終わったはずの関係なのに、夢の中ではまるで昨日の続きのように声を荒らげてしまう。当サイトの見方では、これは決着のつかないまま途切れた会話を、心がもう一度やり直そうとしている姿です。相手に謝られて終わったなら、本当はその人に認めてほしかった気持ちが残っています。自分から謝って終わったなら、過去の自分の振る舞いをようやく許そうとしているのかもしれません。また、ケンカの場所も手がかりになります。食卓での口論なら家族の中の役割への不満、電話越しなら距離のある相手にうまく気持ちが届かないもどかしさです。これは推察ですが、夢の中で仲直りまでたどり着けた人は、起きたあと不思議と気持ちが軽くなっていることが多いはずです。「雨降って地固まる」のように、夢のケンカは心の地ならしの役目を果たしているのでしょう。
目覚めた朝にできること
夢の中で言いたかったことを、相手に送らないメモとして書き出してください。書いたあとで、本当に伝えるべき一言だけを選ぶと、現実の会話が穏やかになります。
こんな場面なら
- ◎吉 仲良くしている……関係の安定、または仲良くしたい願い
- ケンカ・別れ……逆夢として、かえって絆が深まる兆しと読まれることが多い
- ▲注意 相手が知らない顔をする……その人との距離や、自分の自信のなさを映す
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. ケンカの夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 見た印象と現実が逆になる「逆夢」と読まれることの多い夢。言いたいことを溜め込んでいる表れ。逆夢として、相手との関係が良くなる兆しと読まれることもある。
Q. ケンカの夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. ケンカの夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 夢の中で言いたかったことを、相手に送らないメモとして書き出してください。書いたあとで、本当に伝えるべき一言だけを選ぶと、現実の会話が穏やかになります。
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