▲ 凶夢寄り(注意のサイン) 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます
評価への不安や、責任の重さの象徴。褒められる夢は仕事運の上昇、叱られる夢は緊張の表れとされる。
心理学から見ると
上司の夢は、評価される立場に置かれた緊張や、組織の中で自分が認められているかという不安を映すと読めます。上司と会議室で向き合っていたなら、近く迫った判断や報告へのプレッシャー。上司と親しく食事をしていた夢は、距離を縮めたい、対等に話したいという気持ちの表れです。上司が家族や恩師の顔に変わった夢は、仕事での緊張が過去の人間関係と重なっているとも考えられます。
言い伝えと歴史
「すまじきものは宮仕え」ということわざは、人に仕える勤めのつらさを言い表したもので、江戸時代の浄瑠璃の台詞から広まったとされ、奉公人や武士の苦労と重ねて語り継がれてきました。主君や主人の顔色をうかがう苦労は、時代が変わっても形を変えて続いています。「出る杭は打たれる」という言葉も、組織の中で目立つことへの恐れを表しています。夢占いでは、上司にほめられる夢は仕事運の上昇、叱られる夢は緊張の表れとされ、逆夢として叱られる夢をかえって評価が上がる兆しと読む説もあります。
当サイトの考察
当サイトの見方では、上司の夢で気にしたいのは「夢の上司の目が見えたかどうか」です。目を合わせて話せたなら、あなたは評価を恐れつつも向き合う力を持っている。上司の顔が見えず、背中や声だけだったなら、あなたが恐れているのは具体的な誰かではなく、顔のない「評価」そのもの。人に仕える苦しさが昔からことわざになってきたように、見えない目に監視される不安は、働く人が抱え続けてきた影です。
当サイトの見方:もう一歩深く
日曜日の夜になると気分が沈む状態を、日本では国民的アニメの名前を借りて「サザエさん症候群」と呼ぶことがあります。上司の夢は、こうした休みの終わりや大事な会議の前夜に見やすい夢の一つです。当サイトの見方では、上司の夢は、仕事のことを考えないようにしているときほど、心の中で仕事が続いている証でもあります。場面ごとの読み方もあります。夜中に上司からメッセージや電話が来る夢なら、仕事と私生活の境目が薄れ、気が休まらない状態。自分より年下の上司が出てきたなら、立場と年齢のずれに、言葉にしにくい複雑な思いを抱えているのかもしれません。自分が上司の席に座っていたなら、責任ある立場への憧れと、その重さへの不安が同居しています。これは推察ですが、上司と二人きりで残業していたなら、その人に認められたい気持ちと、自分だけが頑張っているという孤独感が重なっているのでしょう。中間管理職の人なら、上と下に挟まれる息苦しさが映っているとも考えられます。
目覚めた朝にできること
今週の仕事で自分なりに「よくやった」と言えることを一つ書き出してください。上司との面談や報告を控えているなら、伝えたい要点を三行でまとめておくと気持ちが軽くなります。
こんな場面なら
- ◎吉 仲良くしている……関係の安定、または仲良くしたい願い
- ケンカ・別れ……逆夢として、かえって絆が深まる兆しと読まれることが多い
- ▲注意 相手が知らない顔をする……その人との距離や、自分の自信のなさを映す
- 夢の中で気持ちがよかった……同じ夢でも吉の読みが強まる
- ▲注意 夢の中で怖かった・苦しかった……注意のサインの読みが強まる。まずは休息を
- 何度も同じ夢を見る……心がまだ答えを出していない問題があるサイン
夢違え(ゆめちがえ):気になる夢を良い方へ変える
気になる夢を見た朝、昔の人は獏(ばく)の札を枕の下に敷く、庭の南天に夢を話す、夢違えの歌を唱える、といった方法で夢を良い方へ「違えて」きました。 くわしくはコラム「夢を買う、夢を違える」へ
よくある質問
Q. 上司の夢は吉夢ですか?凶夢ですか?
A. 言い伝えでは注意を促す夢。怖がるより「気をつけどころ」を教える夢と読みます。評価への不安や、責任の重さの象徴。褒められる夢は仕事運の上昇、叱られる夢は緊張の表れとされる。
Q. 上司の夢を何度も見るのはなぜですか?
A. くり返し見る夢は、心がまだ答えを出していない問題のサインとされます。研究でも、悩みが解決すると同じ夢は見なくなりやすいことが知られています。夢日記をつけると、何がきっかけになっているかが見えてきます。
Q. 上司の夢を見た朝は何をすればいいですか?
A. 今週の仕事で自分なりに「よくやった」と言えることを一つ書き出してください。上司との面談や報告を控えているなら、伝えたい要点を三行でまとめておくと気持ちが軽くなります。
あわせて読みたい夢の読み物
「人・人間関係」のほかの夢
※ 夢占いは心理学・民間伝承にもとづく娯楽としての解釈であり、科学的に証明されたものではありません。「当サイトの考察」は当サイト独自の推察です。